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2008.07.09
Small RNAは、今や遺伝子発現を制御する重要な因子である。
高等植物でも様々生命現象に、small RNAが関連していることが示されつつあるが、生殖器官である葯・発達後期では、存在さえ明らかになっていない。
当研究室では、イネを材料として、成熟花粉である3核期の葯ですでに報告のあるmiRNA166, 167が発現していることを明らかにした。このことは、成熟花粉でもmiRNAが機能していることを示唆するものである。またさらに、新規なsmall RNAも同定した。
今後はこの研究をさらに発展させて、その機能解析も行いたい。
この研究内容をGenes Genet. Syst. (2008) 83: 281-284に発表した。
以上の論文のpdf版は以下のリンクから是非ご覧ください。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/ggs/83/3/83_281/_article
わたなべ
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