タッカ・カントリエリ (タシロイモ科) Tacca chantrieri (Taccaceae) |
“ブラックキャット”
タシロイモ科植物は熱帯から一部亜熱帯に分布し、根茎または塊茎をもつ多年草。タシロイモ属は多肉質の草本で、花は散形花序につき、2〜12枚の濃い色の総苞片に包まれる。長く伸びて目立つ糸状の器官は苞葉。花は両性で、6枚の花被片が部分的に合着し、2層に配列する。
Tacca chantrieriはタシロイモ科の中では観賞植物として最もよく栽培されている。東南アジア原産。現地では地下茎を食用としており、若い葉と花序はカレー料理に用いられる。
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