こんにちは。青森県立八戸高等学校1年の二階堂有希乃です。学校の行事や科学オリンピック等が続き、ブログが遅くなってしまいました。(科学オリンピックは惨敗です)
前回の講座では、東北大にたどり着くまで非常に苦労しました。新幹線で席を間違えることから始まり、仙台駅内で迷い、地下鉄を乗り間違えそうになり、さらに東北大ではなく宮城教育大学に行ってしまったり...。失敗も経験値だと前回は割り切りました・・・。もう二度とやりません!・・・といっても今回はメガネを忘れました。しっかり持ち物は確認します。
さて、前回の講座ですが、率直な感想は「面白い」これに尽きます。講義の内容ももちろんのこと、ほかの参加者の態度にも得るものばかりでした。
私の生物に関する知識は非常に乏しいです。どれくらいかって言ったら、学校の範囲のみでそれ以上の知識はあまり、ないです。しかし、楽しみながら理解することが出来ました。特に興味を惹かれたのは、タイトルにもある「自家不和合性」です。近親交配を妨げ、遺伝的多様性を維持する目的があるそうですが、識別には「鍵と鍵穴の関係」が使われているそうです。これは生物の授業の酵素で習ったばかりだったので、生殖でも使われていたのか、と驚いた記憶があります。しかし、ほかの花粉を用いた受粉が難しくなると、自家受粉に切り替わるそうです。そうなると「鍵と鍵穴の関係」は崩れることになります。私はその関係の構造がどのように変化していくのか、変化のきっかけ(変化を働き掛ける物質的な)ものがなにか疑問を持ちました。しかし、質問しようと手を挙げましたが、人数が多くてマイクは回ってくることがなく終わりました。ほかの参加者の意識の高さも痛感しました。一番前の通路側に座っていても厳しいようなので、次回は中央あたりの一番前の通路側に座りたいですね...。
私の文章能力のなさにより、先程終わりっぽい流れになりましたが、まだ書きます。
「Hero」という現象も強く印象に残っています。まだメカニズム不明という点でも心踊りました。生物の生きるための適応力というものを実感できるものでした。他植生が自殖に変化して強くなる出来事。これも受粉の仕方が変化するので、自家不和合性が緊急時自家受粉に切り替わることと何か関係しているのでは、と考えました。的はずれな見解だと思いますが。自家不和合性も自殖したとき弱くなるでしょうけれど、システムの変化だけみたらあるかもな...と。ほんと素人でごめんなさい。
私は将来、物理屋さんになりたかったのですが、生物にも非常に興味をひかれる貴重な経験でした。自分の視野がいかに狭かったか痛感しました。
選出していただけたことに感謝の気持ちを忘れることなく、高いレベルのほかの参加者のと交流し、自らを高めていきたいです。そのためにも、忘れ物をすることなく、地下鉄を乗りこなし、Google先生に道を教えて貰うなど、講義以前の部分も徹底的になおしていきたいです。基礎が固まっていなければ、それ以上はありえません。自分の科学者としての将来を掴むためにも、この講座を最大限活用していきます。
投稿者:青森県立八戸高等学校