東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ブロッコリースプラウトの成長(農:榊原里奈)

2017年10月22日 (日)

こんにちは。榊原です。
寒くなってきましたね。台風も心配です...。
いつもベランダに出している植木鉢も部屋の中に避難させました。


今回はブロッコリースプラウトについて報告したいと思います。
前回の記事からの続きです。測定はすべて23時前後です。

10月16日

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上に向かって徒長を始めました!一番伸びている茎の長さは3.5cmでした。

葉の色は黄色がかっていました。

10月17日
一番伸びている茎の長さは5.5cmでした。

10月19日

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一番伸びている茎の長さは7.5cm。着実に成長しています。

葉の色が緑に変化していました。

10月21日

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一番伸びている茎の長さは8.0cmでした。中で折れてしまっている茎があるのが気になります。

外側に巻いているアルミホイルの隙間から光が入ってしまったと考えられます。
また、カップの中に水滴が付いていたのできちんと呼吸できるようにアルミホイルをきつく巻きすぎないよう注意しました。


栽培方法を参考にしたこちらのサイトによると、茎の長さが10cm程度、葉が緑になったら食べごろということだったのでもう少しで収穫できそうです。

今回の反省として、茎の長さを測るのに一番伸びている茎の長さという雑な測り方をしてしまいました。

頂いた種子があと半分残っているので次回栽培するときはきちんとマークして成長を記録しようと思います。

ここで、スプラウトについて調べてみました。(参考サイト:村上農園)

スプラウトとは、発芽したばかりの植物の新芽を指し、発芽野菜とも呼ばれます。

発芽野菜の仲間としてはかいわれ大根、アルファルファ、もやし、豆苗などがあります。

スプラウトは種子の中の栄養だけで成長し、乾燥した種子の状態では存在しなかった種類のビタミンや栄養成分を合成します。

そのため、スプラウトは種子や成長した野菜よりも栄養や酵素を豊富に含んでいるそうです。

今までスプラウトをあまり食べたことがなかったので高く評価されていることに驚きました。

収穫が楽しみです。それでは。

コメント

農学部・榊原さん

 こんばんは、遺伝の渡辺でございます。仙台も雨がすごいですね。明日の早朝がすごそうです。1コマ目の講義があれば、気をつけて下さい。前回、キャベツは順調でしたが、外に出していたということは、徒長は防げているのでは。。。次の報告を楽しみにしております。

 伸び方に個体間差があるのは、遺伝的多様性の可能性もありますね。もちろん、光が漏れている可能性もありますが、最初の写真を見る限り、子葉の黄色の程度もあまり変わらないので、光は漏れてないと思いますよ。茎の長さ、そうですね。10cmくらいかも。市販のものは、もう少し短いかも知れないです。まだ、種子が残っていれば、もう1回やる前に、市販のもを観察してみて下さい。スーパーにあると思います。

 次回の食レポも楽しみにしておりますので。くれぐれも台風には気をつけて。そういえば、今回の総選挙から18歳以上に選挙権が。どうされたでしょうか。。。


 わたなべしるす