東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

経過観察&カイワレダイコン栽培開始(経:遠藤真由)

2017年12月15日 (金)

こんにちは。いよいよ冷え込みが本格的になってきて冬を感じる季節になりました。私の近況ですが、最近はレポートやエッセイを書く機会がとても多く、週に50006000字は書いているのではないかと思います。決して楽な作業ではありませんが、自分の思考を文章にしていく過程で思わぬ発想が浮かんだり自分でも気づかなかった無意識の思考に気づくことができたり新たな発見もあって楽しいです



 先日の投稿から期間が空いてしまったのですがオガタさんから頂いたアドバイスの中にハクサイとの表記がありましたが、これはハツカダイコンと読み替えてよいのでしょうか?実はまだ土を水で洗い流す作業ができていません。今日で前回の施肥から10日になるので今日には追肥をしたいと思っているのですが、いったん追肥は控えて土の表面に固まった肥料を洗い流すのが先でしょうか?


 実は悲しいことに、ペットボトルで育てていたハツカダイコンは残念ながら枯れてしまいました。先日の記事では①植え替え時に根に傷がつくなどの何らかのトラブルがあった②通気性が悪かった③土が悪かったと考察し、②の問題を改善したことと家の栽培スペースの土では毎年いろいろな野菜が問題なく育っていることを考えると、やはり①の可能性が高いと思います。

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 さて、次は植木鉢で育てている方のハツカダイコンです。こちらはまた葉が大きくなりました。ただ、根の付近をやさしく掘ってみてみるとやはり全く成長していませんでした。この件に関してはオガタさんにどっしりかまえていてくださいといわれているので気長に待とうと思います。他の受講生の記事と先生からのアドバイスを見ていると私と同じようにどのように寒さを防ぐか悩んでいるようでした。私は日中外に出し、夜は室内に取り込んでいましたがもしかするとそれがハツカダイコンの根の部分に栄養が行き届かない原因なのではないかと気づきました。実際にベランダで栽培しているという阿部さんのハツカダイコンは順調に成長しています。最近は暖房をかけているので昼よりも夜の方が気温が高くなっていました。せっかく簡易温室を作成したので心配ではありますが、外に出しておこうと思います。

・12月14日(木)21:26 室温:21℃ 湿度:40%

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そして、今日からカイワレダイコンを育て始めました。去年の工藤さんの記事、さらにそこから飛んで開田さんの記事を読んだところ、ざるを使った水耕栽培をしていらっしゃいました。おもしろそうだと思ったので私もやってみたいと思います。比較対象としてプラスチックカップでも栽培します。光を遮断する方法としてはオーソドックスなアルミホイルを使います。一週間から10日で収穫できるそうなので、こまめに観察してまた記事を投稿したいと思います。

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コメント

経済学部・遠藤さん

 こんばんは、遺伝の渡辺でございます。文章を6,000字くらいですか。渡辺は今週はどれくらい書いたでしょうか。書いたり直したりで、1日で4,500字位の原稿を書いて。合間に、mailでやりとりをしているので。1日に10,000歩、というのが健康によいといわれますが、5,000字くらいは書いているような。しっかりがんばって下さい。ペットボトルのは、致し方ないですね。そんな風に枯れてしまうのを見ることも大切です。ものの命というか、大切にするものというか、そんなことを感じてもらえれば。。

 ハツカダイコン、右側は、よい感じですね。ハクサイの記述を、ハツカダイコンと読み替えるのは、よいと思いますよ。あとで、ラボスタッフのオガタくんがコメントしてくれると思いますので。あと、寒いので夜に部屋に入れがちですが、昼夜温が逆転します。昼に寒くて、夜が暖かい。自然界では普通はないですよね。そう考えたら、夜も外で栽培というのがよいと思います。昼はできるだけ、太陽光を当てて。あと、生長の跡が葉っぱの大きさで分かるとありましたが、その時に、前回の記事を引用するとか、そうでないときは前回の写真でもよいので、before-afterを分かるようにした方が、見る方にとっては親切ですね。カイワレダイコンは、皆さん、色々やっていますね。トライを。それらを参考にしてみて下さい。あと、細かなことは、ラボスタッフのオガタくんがコメントしてくれると思いますので。


 わたなべしるす




ー 追記 ー

 植木鉢の方はゆっくりと大きくなっていますね。それと、どこかで私がハクサイと言い間違えたのかと思います。

 ペットボトルの方は、せっかく作ってもらったのに残念と私も思います。原因は不明です。土のせいではなかろうと思います。ただし、庭の土と鉢の土はかなり条件が違うもので、別物と思って下さい。

 追肥については、もちろん充分な水やりで洗った後の話です。例えでいえば、食べ過ぎでお腹が痛くて苦しんでいる人に、次はいつ食べさせましょうかという話に近いです。ですが、肥料の集積が害を及ぼしていたならばもう枯れていますので、生育には関係なかったのかもしれません。逆に言うと何が原因なのか、また私も考えてみなければなりませんね。今回の洗う話は、車の運転で、何か驚くことがあった場合に先ずはブレーキをかけてから、その後見渡すということですね。

 置き場所についてです。参考までに研究室の屋外温室の温度を計りましたのでお伝えします。12/13は最低気温ー1.8℃、最高気温20.2℃でした。意外にもこれほどの温度差があります。ヒーターがなければ最低気温を上げる効果はほぼ無いのですね。それでもキャベツ類が育っていますので、昼間の気温の方が大事なのでしょう。まだぎりぎり鉢内の水が凍る温度ではありませんから屋外にずっと置いてもいいと思います。

 さて、植物もですが、受講生の皆さんには自分の寒さ対策もお願いします。

 ラボスタッフ・オガタ