東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

そういえば、昔の講義で聞いたような名前「しかくまめ」

2008年9月 8日 (月)

出前講義などを行い、夏休みをとったおかげで、ずいぶん、名古屋以西で過ごしました。今年の猛暑はほんとすごいと実感しました。ゲリラ豪雨とか言う雨にも出会いました。その合間に、「しかくまめ」という、不思議な植物に出会いました。そういえば、20年近く前(??)の作物学の講義で習ったような。。。。webで調べると亜熱帯向けのマメ科作物らしいです。。。全く覚えていません。見たところ、マメ科の花なのは理解できましたが、はじめて見たような気がしました。少なくとも植物体としては、。そんなものが、沖縄ではなく、四国でも普通に栽培できると言うことは、地球温暖化なのでしょう。きっと。。。。

まあ、どこかできいたことがあるというのは、最近記憶が定かでなくなりつつあり、多くなりました。先週の金曜日にもフランス・リヨンのENS LyonのProfessor Matasという方がきて、いろいろな意見交換をしました。15年ほど前に、その研究所に行って、講演をして、そのあとに、とある、自家不和合性関係のlabに連れて行かれて、1hrほど、あれこれと聞かれて、十分に答えることもできず、うなずいていた、悪夢を思い出しました。。。。さすがに今回は、「Yes...」だけでは、まずいので、こちらの言い分もあれこれといったつもりだったですが。。それなりに納得してかえったのは良かったですが、さすがに疲れました。こちらが。。もしかしたら、フランス・リヨンと国際交流が始まるのかもしれません。

フランスといえば、欧州でも立派な農産物輸出国。日本の食糧自給率が40%とか言う状態の昨今、この連携は実りあるものになるのかもしれません。という気がしてきました。どうなのでしょうか。。

わたなべしるす

≪ Prev  | diary Top | Next ≫

ARCHIVE