東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

Heterogenity、興味、話し言葉。。。

2009年12月 2日 (水)

今年は、いろいろなheteroな場面で話すことが多かったと思います。もちろん、共同研究の展開・発展、学内での講義、セミナーへの招待、小学校・高校への出前講義、一般への出前講義ということが、こうした背景にあったような気がします。お互いに興味のレベルが違うために、話をまとめることの大変さも、ずいぶん実感しました。集団は、heteroである方がよいわけですが、。。。

 こうしたheterogenityが高いとき、いかにお互いの興味のすりあわせを少しでも大きくして、話をスムーズにするか、これはある種の技術論かもしれないですが、それなりに場数を踏めばできるものだという実感もしました。いかに敷居を下げて、はなし・議論をできるかということなのかもしれません。といっても、専門性があるために、結構難しい話でもあります。。。。

 そんなとき、同じことを表現するにも、「話し言葉」を選ぶことで、はなし・議論が進むような気もします。言葉を選ばないことで、場が壊れてしまうことも、結構見てきました。

 こうした様々な興味があるheteroな集団が、会話をすることで、今年のlabのサイエンスレベルは少しは上昇したのではないかと思うのでした。こんなことを考える暇があったら、「師走」ということで、残されているdataをきれいな形にしなければならないと、実感したのでした。


わたなべしるす

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