東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

年度末、卒業式、時代の流れ。。

2010年3月 4日 (木)

 平成21年度も終わろうとしている。残すところ、4週間ほどである。テレビを見ていると、卒業式が行われたというようなニュースがある。そういえば、ずいぶん昔に高校を卒業した。よくよく考えると、1984年3月1日だったような気がする。当時は、大学二次試験が1回だったため、卒業式のあとに仙台に受験に来た。白い雪も残っていて、ずいぶんと寒いのを実感した。温暖化という割には、今年は、それなりに雪が降っており、工学部のある青葉山には、まだ、白いところもある。片平地区にいると、他よりも早く雪解けするおかげか、春は近そうと感じるが、天気予報では来週も雪がちらつくようである。やはり、アブラナが咲いて、実験ができるようにならないと、春という実感がないのは、職業病かもしれない。

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そんな折、人生2回目の卒業式への招待状を頂いた。七北田小学校で2年間、出前講義を行ったこともあり、頂けたのはとてもうれしい限りである。残念なことは、学会と重なり、出席できない。でもよく考えれば、あと、6年もしたら、彼らも大学生。そう考えれば、またあえる日までにそんなに時間がたたないのかもしれない。一生懸命に講義を聴いたり、みんなで相談して書いた、秘密の植物、環境問題、等々、忘れないで、歩いてほしい。といっても、自分の小学校の卒業式で、校長先生をはじめとする方々から頂いた言葉は、どんなに思い出そうとしても思い出せない。そんな昔のことになってしまった。


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 時代は流れても、この時期は別れと出会いが重なる。パソコンのメモリのように自由に記憶容量を足すことができれば、今までのことを記憶できるのだろうが、人間はそうはいかない。でもそれがよいことでもあり、悪いことでもある。別れと出会いを大切にして、また思い出すことがあれば、このHPをぜひ見てほしいものである。何かまた、新しく気がついたり、ヒントになることがあるようなHPを維持したいものである。


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わたなべしるす

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