東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2010年8月の記事です。

【研究室訪問】仙台三高・理数科SSH研究室見学で来訪(8/2)

2010年8月 6日 (金)

 今年度から仙台三高がSSHに採択され、運営指導委員を仰せつかっていることから、片平地区の研究室見学が8/2(月)にあり、80名の理数科、1年生が午後から見学に来ました。最初に説明会を行い、生命科学研究科の4つの研究室を見学してもらいました。他にも、多元研、電通研の見学も平行して行われたため、2.5hrで8つの研究室をそれぞれのグループが行うこともあり、研究室に来てもらって、説明できた時間は10min足らずでした。

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 ちょうど前の週に東北大・オープンキャンパスがありましたが、片平地区では開催されなかったことから、また違った研究室を見学できたのではと思っています。研究室では、設備をみてもらったり、遺伝学の重要性を話したり、小さなサンプルを集めることの大切さなどを説明しました。ちょっと、いつもと違う雰囲気の研究室見学ではなかったでしょうか。サンプル集めをしていたアルバイトさんに興味を持ってもらい、合格してぜひという方も。お待ちしております。

DSCN4394.JPG そういえば、前の週には、七北田小学校の子供さん宮城第一高校のアブラナ研究チームの訪問もありました。また、後日、詳細を記しますが、JST・「未来の科学者の卵養成講座」のエクステンドコースの3名の高校生が実験に来ていました。2週間で100名近い訪問というのは、初めてで研究室もびっくりでした。この2週間、良い社会貢献ではなかったのでしょうか。ちょうど、夏休み期間ですし。。


わたなべしるす

PS. 説明時間が10min足らずであまり十分ではありませんでした。出前講義にも伺いますが、興味のある方、ぜひ、またいらしてください。

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七夕・真夏日・。。。。。(8/5)

2010年8月 5日 (木)

 仙台も明日からは、七夕らしい。学生の頃、先輩に連れられて、よるに七夕、花火などに出ることがあったが、今日のように暑かったとは思えない。どうにも温暖化なのか、なんなのか。。。今日も真夏日で、今朝は熱帯夜だったようだ。仙台で熱帯夜など、考えられないそんな涼しい海風があったのが、それもない。。。何がどうなったのだろう。。。

test.jpg これだけあついと、イネの生育はよくなるが、夜温が下がらないのは食味に影響すると習ったような気がする。高温でも食味がよく、生育・生殖に影響が出ない品種の育成が行われているが、どこまで温度を上げても耐えることができるのか、。。。

DSCN3150.JPG まだまだ、暑さは続きそうである。。年度初めに気にしていた耐冷性の実験ができなくなると言うような冷害は全くその気配もなく、実験は何とかできそうなことが、この夏の大きな成果なのかもしれない。

 あまりの蒸し暑さに、納涼という気分にもなれない。秋の収穫に備えて、あれこれと準備が必要ではないかと感じる七夕前日の仙台であった。。。


わたなべしるす

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イネはじまりました

2010年8月 4日 (水)

先週に引き続き、来客ラッシュが続いている今日この頃です。

一昨日は仙台三高の高校生が、ラボ見学にいらっしゃいました。その数、なんと約80人。

これだけの数の来訪者はかつて無く、ビビりました。

10人づつの見学×8回というローテーション。

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皆、熱心に説明を受け、活発に質問している様子でした。

 

さて、今年は少し早く、イネの季節がはじまりました。

夏はイネの天王山。今年もがんばっています!

RIMG0024

猛暑の影響で、例年より花の成長がとても早く、本格化する時期も早い印象ですね。

今年は必要サンプル数が多いようで、新しいバイトさんも迎えて例年よりも大きく展開しています。

この作業は9月くらいまで続きます。

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さて、↑の様子を見た仙台三高生から、

"このラボは女性メンバーが多いのですか?"

というご質問を頂きました。

 

。。。常駐する学生メンバーに関しては、超がつく男所帯です。

本当に申し訳ない。。。

 

女性メンバー、everyday, everytime 募集中

増子

 

ついしん:

先週金曜日から、科学者の卵関連で高校生が来て実験されています。

毎日熱心に実験してますよ!

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【研究室訪問・実験】宮城第一高校・コアSSHアブラナコンソーシアム参加チーム来訪・アブラナを使った実験(7/29)

2010年8月 1日 (日)

 今年度は、出前講義も多いですが、研究室に来ていただき、見学・実験をすると言うことも増えました。ありがたい限りです。7/29には、七北田小学校の5年生の取材もありました。

 さて、水沢高校のコアSSHの取組であるアブラナコンソーシアムの運営指導委員を仰せつかっており、研究の指導も行っております。参加校の宮城第一高校のアブラナ研究チームの訪問は、これで3回目で、実際に実験をしてもらったり、前回の実験打合せの時に、方針を決めた実験について、議論しました。

 当日は、大学のオープンキャンパスと言うこともあり、時間的な制限もありましたが、研究室で栽培しているキャベツ類である、Brassica oleraceaからDNA抽出などを行いました。最終的な実験は、また、夏休み後半、秋以降になりました。

DSCN4379.JPG 途中からは、指導されている小松原先生もいらっしゃり、これからのことも議論できたのは、何よりでした。また、熱心に実験に取り組む生徒さん達には感動ものでした。それから、実際に実験を指導してくれた、M2の大坂君、ご苦労様でした。

 秋以降もよりよい連携ができればと思います。


 わたなべしるす


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