アブラナシーズン突入まであとわずかとなっております。
当研究室では、5月に交配のピークがくるよう温室の温度を調節しておりますので、他の研究室に比べると、交配シーズンを遅れさせています。
昨年度は、激動の一年でありました。
個人的にはあまり強調したくはないのですが、やはり震災の影響は大きく、かなり実験に遅れが出てしまいました。反省しきりでございます。
実験室の環境は、震災前と変わらないところまで整いました。いつまでも震災震災と言ってられませんので、再び、強い決意を持って研究を行って参ります。
長く同じテーマの研究をさせていただいております。私の力不足のため、この様に時間がかかりました。どうしようもなくネガティブになることもありますが、それでも私を信頼し、支えてくださる方々の期待にそう様、結果を出したいと思います。
写真は、当研究室に在籍していたDr. J-I Park にいただいた、シロイヌナズナの花粉管伸長です。個人的に好きな写真で、このとき花粉とめしべの間でどの様な会話がなされているのか、いろいろ考える際に眺める写真の一枚です。
TaKaDa