東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

全体のバランス、一瞬の・・・、お作法。。(8/3)

2012年8月 3日 (金)

 10日ほど前までは、最高気温が18oCくらいで、もしかしたら、冷害になるのではと。。。ずいぶん心配した。ところが、数日前の梅雨明けから、30oCを超える暑さ。。局所的にオホーツク高気圧と太平洋高気圧のバランスが、。。なのだろう。何とかしてほしいと思うが、地球全体で、バランスをとているのであろう。どこかで大雨が降るし、その代わり、どこかで大干ばつが。何とか、うまくこのバランスがとれて、ゲリラ豪雨のようなことが起きないで、均等にならないものかと、よく考える。。。ただ、仕事をしていても、あり得ないくらいのmailが短時間に来ることもあれば、逆のこともある。そう考えれば、そんなものかもしれないと思うが、もう少し全体のバランスがあれば、違ってくるのではと毎日思う。。。

DSCN3339.JPG 仙台にいると、セミの鳴き声は、この盛夏なのに、「アブラゼミ」、「ヒグラシ」、「ツクツクボウシ」。それも夕方になってから。愛媛なら、朝から、「ク マゼミ」の大音量のはずが。。秋が来たのかと。さすがに、地球温暖化と言ってもクマゼミは、仙台では。。というのはほっとする。同じ夏を感じるのは、トン ボ。それも、大型の「オニヤンマ」。一昨日の北青葉山分館、今日の理学部での科学者の卵との連動企画で、何度もオニヤンマを。かなり大型。何とか捕まえた いと。。。すごい速さで飛んでいるのが、とある1匹だけは、近くに着地。そこで、昔覚えた、指をくるくると回して。。。。そーーーーーーと。一瞬の隙を突 いて。。。「つかまえた!!!」。その続きは昨日の通り、標本へ。。あの一瞬を読めなかったら。。。かわいそうな殺生ですが、。。。一瞬の大切さを理解さ せてもらいました。

 「読む」と言えば、将棋もそう。相手がどの様に来るかを考える。戦略であり、全体のバランスなのかもしれない。小学校の時に、自分より遙かに強い同級生がいて、それ以来、将棋は。。基本形を覚えれないからかもしれないが、。。。もちろん戦略というか、ルールはある訳で。二歩は禁止とか、打ち歩詰めも禁止とか。。。。ルールの範囲内で、どこまでやることができるのか、そこは反則・アウトと言うことでできないのか、それを一瞬の判断力と全体のバランスで何事もできないといけないのだろう。もちろん、目先のことでなくて、あくまで全体というか、トータルな収支を考えて、。。。勝負は時の運というのもあるが、何事にも全力投球は最低限のお作法のような気がする。

 こんなことをしていないで、論文書きに全力投球することにしよう。今年の夏休みの宿題は。。。〆切前に。。。


 わたなべしるす

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