東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2012年10月の記事です。

【出前講義】仙台市立七北田小学校 NSP 4年生「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(10/16)

2012年10月16日 (火)

 秋のNSPシリーズ(仙台市立七北田小学校・出前講義;Nanakita Science Project)は、9/20に5年生10/4に3年生。そして、今日が4年生と。ヘチマの話をするのは、今年は、9/27の今治市立富田小学校10/12の仙台市立木町通小学校に続いて、3回目。1ヵ月に満たない間に、この講義を3回もというのは、。。

DSCN3969.JPG この時期になると、ヘチマもずいぶんと大きくなっていて、食べるには既に時遅し。ただ、まだ、乾燥するには早く、。。学校で栽培されているヘチマとキュウリも比較してもらいながら。ヘチマを切ってたのを観察して、「キュウリ」のにおいがすると。次に、「キュウリ」を切って。同じように触ったり、においをかいだり。ぬるぬるしているのが気になったようですが、肌にもよいということを説明したら、納得のようでした。

DSCN3977.JPG あとは、ヘチマ、つまり、ウリ科の他の作物の雌花、果実、種子などの写真を見てもらう。ヘチマ以外には、スイカ、キュウリ、メロン、カボチャ、ゴーヤ。簡単に見分けができる果実から、種子、子葉のように区別が難しいものまで。とても積極的に答えてくれました。途中で、キュウリとメロンが似ていることから、それぞれの学名、Cucumis sativusとCucumis meloというのを説明したら、なるほどと。答えるだけでなく、質問もとても積極的で。「なぜ、黄色い花なのか。」、「おいしいスイカの見分け方は。」、「メロンは種のところを食べないのに、スイカはなぜ食べるのか」、等、たくさんの質問をもらいました。最後は、恒例の各教室訪問。時間の関係で十分な質問の時間がありませんでした。質問カードに書いておくってください。

DSCN4007.JPG 最後になりましたが、校長先生、教頭先生、理科の椎名先生、4年生の先生方、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。終わった後の反省会が大事なのですが、科研費の申請の書類が終わらず。。。急ぎ戻ってしまい失礼しました。次の11月の科学クラブの時には、時間ができるのではと思っています。


 わたなべしるす


 PS. 学校に着いたら、この前講義をした5年生から質問。「どうやって標本を作るのか。。」と。何のと聞いたら、いろいろ。昆虫、動物のようでした。時間の関係であまり説明ができませんでした。また、mailなどで連絡をもらえれば。もちろん、手紙でも。お待ちしております。というか、すごい質問でした。



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【出前講義】秋田県立秋田高等学校生との「科学者の卵養成講座」特別討論-2(10/10)

2012年10月14日 (日)

 去年も「科学者の卵養成講座」特別討論を9/13, 10/29に行いましたが、今年はなかなか時間がとれず、10/10が最初でした。

 秋田県立秋田高等学校の「科学者の卵養成講座」受講生とその友達も含めて、5人とサイエンス、研究、大学、進路など多岐に亘る議論をしたいというリクエストを頂き、あっという間の4hrでしたが、「科学者の卵養成講座」特別討論というか、番外編を行いました。

 受験生である3年生だったこともあり、もちろん、受験の話からその先の大学、大学院、研究者など多岐にわたるテーマについて、今話題になっていることなどを含めて、deepに議論できました。いろいろなことに興味を示し、それぞれの話を連動して議論できる力に感動しました。それに加えて、何より、集まってくれた生徒さんたちの興味が植物、食糧、医学、文系など多様性があったことが盛り上がった要因なのかもしれません。こちらにもよい刺激でした。ありがとうございました。ぜひ、目標を達成できるようにがんばってください。

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また、こうした機会を作れるように。。。


 わたなべしるす

 PS. 様々なことが重なり、掲載が遅くなりました。お許しください。。。。

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大学院生命科学研究科博士課程前期2年の課程、第II期入試説明会終了・おれい(10/13)

2012年10月13日 (土)

 前からご案内の通り、第II期入試説明会が今日から行われました。いつもはすべての分野の参加ということだったのですが、今年度は希望する分野のみ。また、参加分野からは多くが、分野での活動状況などのプレゼンがあったのも今年の特徴でした。時間も10:30~14:00までと短時間でした。

 そんな中でも、学内外から2名の方がポスターのところで議論頂き、研究室にも興味を持って頂き、研究室見学にもきて頂きました。ありがとうございました。渡辺の研究室・研究内容の特徴、特色を少しでもご理解頂けたのではないかと思います。もちろん、1hrほどの説明・見学では十分でなかったかもしれません。いつでも見学、渡辺までの連絡をお待ちしております。渡辺の研究室ができる最大限の努力をして、welcomeしますので。

 今日はずいぶんと風も強く、寒い1日でしたが、運営をしてくれた院生、助教(研究専任)の方々のおかげでスムーズにことが進みました。ありがとうございました。

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 わたなべしるす

 PS. スタッフの方から、差し入れも。おいしく頂きました。ありがとうございました。

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【出前講義】仙台市立木町通小学校・4年生特別講義「ヘチマとそのなかまたち--実は、たくさんの仲間がいます--」(10/12, 18追記)

2012年10月12日 (金)

 このところ、本当に朝晩涼しくなりました。朝は車のガラスに水滴が。やっぱり秋なんだなと。そんな風に思えるくらい。というか、10月も半ばです。ぼちぼち、涼しくなってくれないと。ただ、日中は結構日差しがあり、外はすごしやすいですが、部屋の中は西日が当たる毎日で。。。

 さて、昨日は、秋田県立秋田南高等学校での講義でした。今日は一転、市内の小学校。仙台市立木町通小学校の4年生。先週の月曜日に、3年生に「ひまわりのお花の秘密--たねはいくつあるのかな???--」ということで講義をしましたが、今日は、4年生。この講義は、今年になって2回目。前回は、今治市立富田小学校でした。

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DSCN3943.JPG 4年生の講義は、「ウリ科」のいろいろな作物の発芽から結実までの写真を見てもらい、ヘチマ以外のたとえば、キュウリ、スイカ、メロンなどと、どこが同じで、どこが違うのか。同じ科であれば、違うところも同じところも。そんな観点での講義。説明するより、写真を見てもらってのクイズ形式。今日も元気に答えてくれたのは、何よりでした。それから、どこの小学校でも、メロンに「Tの字の茎の一部が残っているのはなぜか」というようなことを話すと、なるほどと。また、メロンの周りに、あみあみになっているのは、なぜかなど。その理由をきちんと答えてくれた女の子も。とてもすごかったです。その発想を大切にしてください。途中で、担任の先生が、乾燥して繊維状になったヘチマを用意して頂き、実際の緑のヘチマと何がどう違うのかなど。初めて見た子供たちには感動だったのではないかと思います。質問で、ヘチマのそばに、学校で、「ゆうがお」が植えてあり、それが大きく成長して、ヘチマは負けていたとか。ところで、ユウガオは、何科???という質問も。とてもよい発想でした。たくさんの質問があったのも、すごかったです。

DSCN3954.JPG 講義のあとは、恒例の給食タイム。今日も登場した講義を手伝ってくれる「博士」。それのことをずいぶん質問され、帰り際には、「サイン会」と「握手会」。十分質問ができなかった方は、ぜひ、質問とかを手紙に書いておくってください。お待ちしております。

 最後になりましたが、教務の熊谷先生、4年生の先生方、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。次の講義は、12月のキャリア教育だったような。しばらく間が開きますが、。。


 わたなべしるす

 PS. このところ、いわゆる、「科研費」の〆切に追われる毎日。皆さんからもらっている手紙に返事が追いついていません。来週には、科研費の書類書きを終わらせ、可能な限り早く返事を書きますので。お待ちください。

 PS.のPS. ようやく時間ができて、あちこちを見ていたら、木町通小学校のHPに関連記事を見つけました。ありがとうございました。


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稲刈り

2012年10月12日 (金)

秋も深まり、風が冷たくなってきました。
農学部の田んぼを借りてイネを育てていましたが、稲刈りの時期です。
葯集めのためのサンプルなのですが、今年は精米もして食べられたらいいなと話していました。
しかし今年のイネは雑草との競争に負け、台風や雨で地面に倒され、ネズミも出て・・・という状況で、収穫は思ったよりもかなり少なくなってしまいました。
参加して下さった方々、ありがとうございました。

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刈り取り中、隣の田んぼではネズミががさがさしているのが見えました。
ハムスターは可愛いのになぜネズミは憎らしく感じるのでしょうね。
昔小学校の飼育小屋にもネズミが出て、エサを横取りしていました。ニワトリを飼っているんだか、ネズミを飼っているんだか。

しかしハムスターは可愛いですね。
前に飼ってたやつは、回し車を2個付けてあげると両方とも使って嬉しそうに走っていました。
まさに乗りついで走り続ける感じです。
一説によると一晩に10kmも走るとか。エサをさがして。
私はそんなに走らなければお腹も空かないのにと思ってしまうのです。

M2 山村

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