東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2013年5月の記事です。

【出前講義】小松市立中海小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー--何が同じで何が違うの???--」(5/9)

2013年5月 9日 (木)

 小松市内での2日目は、午前は昨年から、3回講義(4/18, 5/11, 10/25)に伺っている、中海小学校。今年も最初の講義は、季節的にも「キャベツとブロッコリー」の講義。小学校までの水田には、田植えが終わったところ。去年は、ずいぶんとキャベツ、ブロッコリーの畑があったのですが、今年は、麦畑を見つけました。ぱっと見て、コムギ、オオムギのく別ができないのが。。。情けないですが。。(このあたりが、アブラナであれば。。。)。

DSCN6103.JPG
DSCN6102.JPG 講義は、今年度も、5年生。担任が木下先生に変わられましたが、今年度も元気な5年生でした。去年は、新聞、テレビの取材があり、最初にばたばたしていたのですが、今回はそうしたこともなく、「国際植物の日」のテーマともいえる食糧のキャベツ、ブロッコリーについて、あわてずできたのでは。。

DSCN6063.JPG 最初に、植物の育ち方をトマトを例にして思い出してもらい、キャベツとブロッコリーの成長もスライドで見せて。もちろん、実物のキャベツ、ブロッコリーも用意して頂き、切って中を観察して、。このキャベツとブロッコリーは、Brassica oleraceaという、同じ種。なので、相互に交配というか、両方の遺伝子を持った植物ができると。。。では、各グループごとで、それを書いてみようと。。。書き終わったら、各班ごとにプレゼン。相互に質問をして、そのあと、こちらから解説。細かなところに気がついているグループ、よく観察しているグループ、考えているグループ。何より、2コマを連続で集中していたのは、すばらしいことだと。。。

DSCN6069.JPG
DSCN6097.JPG 最後になりましたが、お世話になりました、田中校長先生、木下先生、三星先生をはじめとする関係の先生方にはこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. ここでもwelcome board。ありがとうございました。いつもなら、集合写真を撮るのですが、時間の調整をミスして、。。すみませんでした。次の機会には、ぜひ。。

DSCN6060.JPG

ページの一番上へ

5月になって思うこと

2013年5月 8日 (水)

M1の田口です。

 

院生になってはや一月が経ちました。

講義とレポートで4月が非常に早く終わってしまったように感じます。

 

4月中に実験関連で自分がやったことは、イネの播種です。

GW前半にシャーレから土に移植しました。

DSCN7160.JPG

ちまちました作業は楽しいです。

そしてGW明けに温室に行くと、発芽してました。

DSCN7188.JPG

もう葉が出てることに驚きました。GW中が暖かかったのがよかったのかもしれません。

 

まだ実験室で実際に何か作業をすることはしていません。

卒業された先輩方の論文を読んでいる段階です。

実験キットの到着を待ちながら、論文の内容をしっかり理解するように頑張ります。

 

【今年度の目標:多くのものに触れる】

私事ですが、新しくバイトを始めました。

またひとつ自分の生活に新しい環境ができました。

これも「触れる」ことだと思うので、バイトからもいろいろ学びたいと思います。

 

M1 田口

 

 

 

ページの一番上へ

【基礎ゼミ113】農学・小倉経過報告(9)

2013年5月 7日 (火)

 農学部1年小倉拓也です。報告がまだでしたのでお伝えします。まず小松菜ですが 順調に双葉が出揃っております。シャーレで発芽を確認したあとはプランターに蒔いて育てています 。

image1.jpeg バナナクリームとうがらしですが 先日やっと根が出ました。その後、ポリポットに移し、芽が出てくるのを待っています。

image2.jpeg 中間発表まで時間がありませんが それなりの大きさまで育ってくれるのを願っています。余談ですが、ベランダに自作の菜園スペースを設置しました。一応プランターが三つほど置けるように作りました。やはり野菜を育てるのは楽しいですね。いろいろ凝り出すと止まりません。

image.jpeg

**********************
渡辺コメント

 農学・小倉さん、楽しんで、工夫しているの良いことですね。ただ、この前の工学部の赤間さんのように、生長の具合を数字にするとか、もう少しサイエンスの香りがするような研究というか、実験をしましょう。とても大切なことです。

 小松菜は、もう少し間隔を置かないと、間引く必要が出てくるような気がします。その当たり、しっかり考えてください。あと、ビニル袋の写真がわかりにくいような。これの説明がほしいですね。。。次回作での文章の工夫を期待しています。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしるす
**********************



ページの一番上へ

【出前講義】宮城県宮城第一高等学校・特別講義「高校生の進路選択へのアドバイス」とJST・循環型「科学者の卵養成講座」を広報、第4弾(宮城県立宮城第一高等学校; 5/7)

2013年5月 7日 (火)

 昨年は、「国際植物の日」が金曜日で、宮城県宮城第一高等学校での講義でした。今年はそれよりも少し早い日程で講義に伺いました。昨年度は1年生向けに、キャリア教育と1年生の理数科向けに自家不和合性の講義。今年度は、2hrの講義時間をキャリア教育にまとめて、1年生向け。高校に入ってすぐに、大学への進路というのは、少し早いかと思いますが、こうしたことを考えるのは、とても大事なことだということで。。。講義は、「大学教授から見た高校生の進路選択へのアドバイス---大学・学部・学科の選択が君の人生を変える-----大学・学部・学科の選択が君の人生を変える---」となりました。

DSCN6039.JPG 今年度に入って、キャリア教育の講義は初めて。渡辺自身の小中高の時代に何をしていたのか。今のようにテレビゲームはない訳なので、帰り道で道草をしたり、あやとりをしたり。そうした自然の中でのいろいろなことをして、たくさんのことを学んだと。もちろん、今にして思えばであるが。。。高校時代には各学年ごとに将来、どんなことをしたいか、どんな職業というか、研究というか。。。この時代から考えておくことがとても大切だと。いろいろな角度から。さらに、東北大に来た理由も。もちろん、ここにはかけないというか、書きにくいことなのですが。。。ただ、東北大に来たからこそ、今があると。。。さらに、なぜ、Natureを目指したのか、そのために、日々なことを考えてほしいかも。今回も、国際植物の日との連動ということで、OUP大学から、Goodsのサポートを頂き、質問を頂いた方々には、。。今年も喜ばれました。ご協力ありがとうございました。その質問では、文系、理系のこと、物事に対する考え方など、たくさん頂きました。不十分な方は、ぜひ、mailで頂ければ、回答しますので。

DSCN6041.JPG
DSCN6032.JPG 後半は、先週の仙台第一高等学校に続いて「科学者のたまご」の説明会。先の講義ではないですが、高校生の頃から、突出することも大事だけど、いろいろな領域の基礎を広く身につけてほしいと。そうした講座であると。2名の先輩方からは、基礎コース、発展コースの特徴と重要性なども。忙しい中、ありがとうございました。今年度も多くの方々が、応募してくれるのを楽しみにしています。発展コースだった方が、エクステンドコースをやりたいと。。。こちらの宣伝不足でした。。。ありがとうございました。うまくアクセスできました。

DSCN6047.JPG 最後になりましたが、今回の講義を設定頂きました佐伯先生、山田先生、久保田先生をはじめとする、関係の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。今後ともよりよい連携ができればと思います。


 わたなべしるす

 PS. 宮城第一は、M2の曽根さん技術補佐員の増子さんの母校です。彼女たちがいた時代は、男女共学でなくて、宮城第一女子高等学校と呼ばれていた時代でしたが。。そうしたつながりのあるところで講義ができるのは、ありがたいことです。感謝。

ページの一番上へ

【基礎ゼミ113】工学・赤間経過報告(8)

2013年5月 6日 (月)

 工学部1年赤間です。最近は晴れの日が多く、気温も高くなってきました。少し前までは室内の日当りの良い場所で育てていましたが、だんだん外に出す時間を長くするようにしています。

 バジルは4日目、ミニトマトは10日目に発芽し、発芽率はそれぞれ87.5%、100%でした。育て始めて16日目の今日、バジルの背丈は約0.6cm、ミニトマトの背丈は約1.6cm。今日の昼間も少し風が強い中外に出していましたが、風で倒れることはありませんでした。葉っぱもきれいな緑色です。

DSC_0551.jpg ミニトマトがなかなか発芽せず焦りましたが、今のところ順調に育っています。このまま元気に成長して、美味しい野菜になって欲しいです。



**********************
渡辺コメント

 工学・赤間さん、しっかりした観察をしていますね。発芽までの日数、発芽率、現時点で、植物の高さ。また、日当たりの良いところで育てているのがよく分かります。芽生えの色がよいですし、徒長も見られないですね。これから、暖かくなると、本葉もたくさん出てくるのではと思います。

 発芽までの日数がかかったのは、今年の春が寒かったからだと思います。これからも例年より低温が続くと思います。少し気をつけて植物を管理してください。また、他の受講生の方々のHPでの報告も参考にしてください。

 もちろん、他の受講生さんからの投稿もお待ちしております。


 わたなべしるす
**********************

ページの一番上へ

diary Top« 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10

ARCHIVE