東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・村田経過報告(22)

2014年11月 3日 (月)

□こんにちは、工学部1年の村田真麻です。遅ればせながら、1回目の経過報告です。私は10/13から葉物野菜として「キャベツ(金系201EX)」、スプラウトとして「レッドキャベツ」を育てています。これだけ見るととてもキャベツが大好きな人に見えますね。一番好きな野菜は玉ねぎです。

■まずはキャベツについて。シャーレに濾紙を敷き、水で濡らしたあとに種を4つ蒔きました。その後シャーレに蓋をし、4日後には種が割れて中身が見えてきました。母が家庭菜園をしており、キャベツも育てているということで相談してみました。母の方針に則り、発芽後、園芸用の黒いポットに肥料を入れずに植え替えし、本葉が5枚ほど出てきたら大きい鉢に植え替えることにしました。頂いた鉢では小さすぎるそうなので。10/25にポットを送ってもらったので植え替え。発芽から時間が経って芽が伸びていたため、植え替え当日は倒れていましたが、水をあげたところ翌日はシャキッと背を伸ばしてくれました。11/3現在のキャベツの様子がこちらになります。

1103-Murata-1.jpg 長さを測るものが友人から頂いた某大学のものさししかなく...面白かったので比較対象としてそのまま写真に載せてみました。4つとも長さは大体6㎝といったところです。あれ?3つしかない?よく見て頂くと、画像の左端に葉っぱがちらっと見えているのが確認頂けると思います。1つだけ思い切り倒れてしまっているのです。こういう時は他のより水を多めにあげると翌日には直っているのでそうしているのですが、あげる水が少ないということなのでしょうか。水はあげすぎにように、と霧吹きで表面を濡らす程度に水をあげていたのですが...加減がいまいちわかりせん。植物を育てるというのは難しいですね...ついつい過保護になってしまいそうです。最近は寒くなってきたので、天気のいい日は窓辺に、悪い日は窓から離して。夜は冷えるので、水やりは朝のうちに。これからどのようにして暖かさをキープするか、考え中です。

■続いて、レッドキャベツ。キッチンペーパーを敷き詰めて水で濡らし、キャベツと同日に種蒔き。室内の暗いところで保管。半日もしないうちに種が割れてきました。驚きです。4日後には1センチくらいの長さの芽がニョキニョキと。名前の通り、赤かったです。その後毎日霧吹きで水をあげました。成長スピードが速く、毎朝わくわくしながら水をあげました。10日後にはカップのふちにまで届きそうな芽が現れてきました。黄緑色の葉を緑化させるため、窓際の陽が当たるところへと移動。葉が濃い緑色に変化していきました。11/3現在のレッドキャベツの様子がこちら。

1103-Murata-2.jpg またもや素数ものさし。長さは5~7㎝のものが大半でした。ちょうど素数ですね。成長している気配がなくなってきたので、今日収穫しようと思います。夕飯のサラダにしようかなぁ。種がまだ余っているので、第二弾を栽培します。水をあげる量を増やしてみようかと思っています。写真のものは、底の方のキッチンペーパーが乾いてしまっていたので。他の方の記事も見ながら、工夫したいと思います。


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渡辺コメント

 工学部・村田さん、投稿、ありがとうございました。一番好きなのは、タマネギというのに、アブラナの仲間が多くて、種子の準備が申し訳なかったです。来年度に向けて、ネギ科の栽培も入れようと思います。家庭菜園をしているお母さんからの情報get。nice ideaですね。黒ポットの準備まではよかったと思います。そのあと、少し日の当たりが悪かったか、水をあげすぎだと思います。徒長しているのが気になります。前のいろいろな人たちの記事にも書いてありますが、水をやりすぎると根腐れがおきます。このあとの記事に書く予定ですが、実際の根腐れとおぼしき、写真も見せることができます。それを参考にして下さい。気温も下がってます。水やりの頻度を下げてみて下さい。あと、土寄せをして、茎の部分を埋めてくれますか。そうしたら、もう少し落ち着くと思います。それから気になったのは、東北大学でなく、他の某大学の名前の物差し。。。ちょっと、いかがなものかと。。。と言うことはないですが。少し気になりました。

 さて、スプラウト。こちらは順調ですね。食べ頃だと思います。葉っぱの色もよいです。是非、市販のものと食べ比べを。で、間に合わないときは、次の種子があると言うことなので、それまでに市販のスプラウトを探してみて下さい。次の時のために。気になったのは、生長している茎の長さが素数という点。数学的に素数であることと生物学的な意味が関係あれば、おもしろいと思いました。是非、中間発表会で、その点について議論があればよいのではと思いました。次の記事を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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