東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】農学部・阿部経過報告(40)

2014年11月12日 (水)

 農学部1年阿部遼です。二回目の中間報告メールです。豆苗は11/4、スパイラルは11/9撮影となっています。私は豆苗とスパイラルを育てていますがまず豆苗の様子から。

 豆苗の様子
 芽が出だすところまでは非常に順調ではあったがその後少しして日光にさらすと、それらは急に成長が遅くなり他の個体で芽があまり伸びていないものがカビてきた。もらった種に対し芽が伸びたものは明らかに少なく、写真のように伸びたとしても成長が止まっている。芽が出ない個体が多かったのはおそらく空気がなかったためだと思われる。空気が必要なことを失念しており、プラスチックコップを植木鉢の要領で使用→水が種を覆ったまま溜まる→高温でカビが生えるという流れだと思われる。芽が伸びた個体も成長が止まっているのはカビのせいなのか?この後でカビた部分を除去して様子を見たい。

Abe-1112-1.jpg スパイラルの様子
 こちらはおそらく順調な生育である。元気な個体を三つ残した状態で間引き、保険を掛けてある。間引いたのちに肥料を蒔き、風通しと水分を気にしながら晴れの日は朝の水やり、曇り雨の日はその都度様子見といった流れで育てている。寒さのせいか成長が遅くなったように感じるが不安なので温かくできないか検討する(スーパーのフライコーナーにて透明度の高い袋があったので拝借し、上から包むことを検討)。最後の間引きのタイミングも間違えないように気を付けたい。

Abe-1112-2.jpg 今回の観察報告は以上です。豆苗についてはかなりショックでした、失敗するはずないと思っていたために初歩的なミスを犯したようです。友人の豆苗に様子を聞き、出芽前後の時期がかなり重要だと思った次第です。それではこれで二回目の中間報告を終わります。


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渡辺コメント

 農学部・阿部さん、2回目の投稿ありがとうございました。失敗するはずないと思ったところに、必ず、落とし穴があるものです。前回の投稿の時に、学部名がありませんでした。気がついていましたか。大事なことです。なので、学部名が、△になっているはずです。そんなちょっとしたことを気をつけること、それは、栽培でも何でも同じです。また、ちょっとした落とし穴のことが、渡辺の周辺でも最近ありました。なので、気をつけて下さい。豆苗は、発芽するには、酸素が必要です。なので、発芽するまでは、水没はまずいですね。その後、芽の先端が空気に出れば、あとは、水をやりすぎでも大丈夫と思いますが。その当たりをしっかり考えて下さい。

 スパイラルは、大きさ的には、少し小さいですが。温度ですね。確保することは。少し水をやりすぎだと思います。また、緑が薄いので、光が足りない可能性がありますね。日中、太陽光を確保して下さい。ということで、週末金曜日の発表会の準備をしっかりして下さい。楽しみにしています。


 わたなべしるす
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