東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年12月の記事です。

【出前講義】飛翔型「科学者の卵養成講座」学校推薦コース・岩手県立一関第一高等学校で実験指導 with メンター(12/13)

2014年12月13日 (土)

 前日が五所川原高校へ出前講義。夕方の時点で日が暮れていたので、正確にわからなかったですが、一夜明けると、さらに雪は降っていて。。。長靴持参で青森に来たのは、よかったと。もちろん、仙台でも年に1~2回はと言うか、たまに、積雪はあるわけでですが。冷静に考えると、まだ、12月も前半。。。雪国はすごいなと。もちろん、今日明日と全国的に真冬並の寒気なので、日本海側はすごいことになっているようです。ただ、雪も岩手県南部の一ノ関駅当たりまで来ると、ほとんどなく。。。これなら長靴はいらないわけですが。。。

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DSCN5666.JPG で、青森県から岩手県に移動して。宮城県との県境に近い、岩手県立一関第一高等学校へ。10/24にも出前講義とあわせて、飛翔型「科学者の卵養成講座」学校推薦コースの研究チームの実験指導を。今回は、メンターをしてくれている農学部・真壁さん、理学部・小林さんも一緒というniceなtiming。普段は、受講生である高校生とメンターのお二人がmailなどでやりとりをしてくれていて、何かあれば、こちらでわかる範囲のことをこたえるという感じ。先日もこの高校への実際の指導と言うことで、作戦会議をしたところでしたが、一緒に行くことができるようになるとは。。。現場を理解してくれている方がいるのは心強く、なんというか、理念とか、理想を語るだけでなくて、実際のことに即して話ができる、ありがたいことだと。今回の訪問では、花粉発芽培地の作成がmain。渡辺が高校の時にこんなことはしていなく、もちろん。緩衝液を作るとか、酸性側で緩衝能があるとか、アルカリ側であるとか、そんなこと知るよしもなく。。。もちろん、アルカリ側でよく使う、Tris系のbuffer。分子生物学の実験なら、1M Tris-HCl(pH8.0)のstock溶液を作っておいて、それを使うわけですが、そんなのも、大学院生になってからはじめて作ったような。滴定曲線を描くような実験だったり、理論面はやったことがあったり、わかっていても。。。また、研究室に入って試薬ビンに薬匙を入れることはしなくなり、直接、天秤で量るように。もちろん、グラム単位の場合ですが。。そんなことも高校生に経験してもらいました。メンターの方々も1, 3年生なので、こんなやり方は、はじめてのようで。。。

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DSCN5672.JPG pHメーターは、大学等でよく使う、固定式のものでなく、屋外で計る事ができるようなシステム。こんなのを使うのははじめてでしたが、なんとか。。。pHメーターの補正をするというのは、明らかに10年ぶりどころでなく、もっと前にそんなことをして以来。。。何とかできて、ほっと。。溶液ができたところで、いくらずつ混ぜればよいか。10倍濃度(10x という表現をよく使います)等ものを用意して、メンターの2名と生徒さんたちで再度確認。途中で、これだとvolume overになると。。。慌てて、他の方法に切り替えたり。。何より、考えることが大事だと思います。培地に最後は、寒天を溶かして、寒天培地にして花粉をまくわけですが、。。寒天を溶かすのは、通常は、電子レンジで。ところが、高校生はそれとは違うシステムで。。。ものがなければ、それなりに考えてやる、大事なことだなと。無事、花粉をまいて、吸水をはじめている様子を確認したり、スマホのカメラ機能で写真撮影。これが意外と難しくて。。。渡辺はデジカメでトライでしたが、今回は、失敗でした。豊岡高校の時は、それらしく取れたのですが。。。

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DSCN5674.JPG 花粉をまいてから1hrほどしたところで、少し発芽しているかも知れないような花粉も。時間の関係もあり、このあたりが最後でしたが、繰り返して実験して、実験dataが出たら、メンターの方々と意見交換をして、3月の発表会に備えてほしいと。。。もちろん、渡辺も可能な限り、対応しますので。最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました生物の千葉先生をはじめとする関係の先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、メンターの真壁さん、小林さんには朝早くから、日が暮れて、寒さも厳しくなった遅い時間まで指導して頂き、ありがとうございました。渡辺だけではここまで達成できないですから。

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 わたなべしるす

 PS. 受講生の方とは、来週の12/20(土)の講義でお会いできるかと思っていたのですが、部活の関係で参加できないと。。。残念でした。。。メンターの真壁さん、小林さんは参加頂けるというので、今から気合いを入れないと。。

 PS.のPS. 定期運行でないはずの寝台列車の案内板を見つけたり、新青森駅の先では、2016年3月の函館延伸にむけて、準備が進んでいるのだなと。。。つながれば、札幌出張なども、ずいぶん違ってくるのだろうと。そんなことを思いながら。。。

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DSCN5657.JPG PS.のPS.のPS. 今回もアニメキャラが、一ノ関駅で迎えてくれていました。この前とは違う位置で。今回はびっくりすることもなくて。niceなお出迎えでした。ありがとうございました。

DSCN5664.JPG PS.のPS.のPS.のPS. 昨日から、石垣島北西沖山梨県東部・富士五湖で少し大きな地震が。。。吾妻山の警戒レベルも上昇し。。。何もなければよいのですが。。。



 

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【出前講義】青森県立五所川原高等学校・理数科講演会「高校で課題研究が、大学・大学院での研究につながる」(12/12, 1/7追記)

2014年12月12日 (金)

 週明けから木曜までおそめの夏休み。この忙しい時代に夏休み??と言われそうであるが、寝ることも大事という新聞記事を見つけて、ちょっとほっとする一方、休みの間に来るであろうというか、来てしまうmailだけは、現地決済。前にも書いたかも知れないが、パソコンと携帯があれば、どこでも仕事ができてしまう。もちろん、実験というわけにはいかないが、考えること、書くことなどは、問題なく。。。困ったものと言うより、とある会社では、夜の何時以降に来たmailには、応対しなくてよいと。確かに、やり始めると、どう考えても時間overでの仕事。ただ、一方で、それを片付けておくと、翌日からの仕事は、すんなりこなせる。微妙な問題で。。。

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DSCN5623.JPG 青森県内の高校からの出前講義も久しぶり。前回が青森東三本木その前が弘前その前が八戸北。だったような。青森東、弘前は科学者の卵養成講座のつながりで、サイエンスの話とキャリア教育。三本木、八戸北には、SSHの関係で。その八戸北・SSHの時にお世話になった先生五所川原高校に異動になり、今回の理数科講演会となりました。依頼を受けたのが、9月24日に、母校・今治西高校で出前講義を行ったちょうど後に。この時期、カレンダーもちょうどあいており、。。また、いつも科学者の卵養成講座でお世話になっている方の母校でもあって。。不思議なご縁で。ただ、その時、想定していなかったのは、この大雪。愛媛と徳島の県境では、車が立ち往生徳島県の山間部では停電で孤立など、四国ではちょっと考えにくいようなことも起きて。。。もちろん、仙台も積雪があり、といっても1cm。それに対して、青森は。。。五所川原でも、前の週から降り始め、伺ったときには、30cm。新幹線ができ、仙台から新青森まではほぼ、1.5~2hrほど。今回は運良く、途中が盛岡のみの停車。岩手県に入ってから、外の景色が白くなって。。。ただ、そのうち、吹雪くようになって。。。東北新幹線も東京~仙台間でもずいぶんトンネルがありますが、仙台~新青森はそれ以上。。。せっかくの冬景色が見えないのは。。。最近何があるかわからないので、たとえ、東京までと同じくらいの時間でも。。。その先でトラブルとまずいので。。。余裕を持って。それでも何とかぎりぎりという感じだったでしょうか。やっぱり、どうも雪は苦手です。

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DSCN5629.JPG 講義は、課題研究とキャリア教育をあわせたような。近いところだと、9月の倉敷天城中学校・SSH特別講義以来。今回は対象が、理数科進学予定の1年生と理数科の2年生。同じスライドを使いますが、毎回、違った話に。その場の雰囲気などであわすこともあって。最初に、教頭先生から渡辺の丁寧なご紹介を頂き、ありがとうございました。最初の課題研究の重要性のところで、時間を取り過ぎ。。。いつものように最後は駆け足で。。。ただ、いつもこの手の講義を行ったとき、生徒さんの反応がこちらが思っているほどでないと思うのですが、五所川原高校の特色なのか、とても反応がよくて。感動でした。何がと言うとたくさんありますが、課題研究で「ブラックホール」をやると言うとき、その危険性について、つまり、吸い込まれるかも知れないことを指摘してくれた生徒さんに会ったのは、はじめて。自然豊かなところでの生活が、こんな所にも目が行くのかと。ただ、一方で、椎茸の栽培をするときに使う「榾木(ほだ木)」。知っている生徒が余りに少なくて。。。椎茸はスーパーで見かけるものになっているのかも知れないと。。。身の回りの自然をしっかり観察して下さい。課題研究を終えて、まとめに入っている2年生では、反復して、同じ実験を繰り返し、平均、分散を出すことの重要性を理解している方も多く、出てきた結果に応じて、イントロ、要旨、タイトルを変えることの大切さを理解している方も。感動でした。是非、そのことを次の1年生に継承して下さい。また、グループ活動で課題研究をやることがほとんどで、ちゃんとグループで責任を持ってやることも。人に押しつけないで。普段からの先生方の指導が行き届いているのだなと。

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DSCN5635.JPG 後半と言うより、残りの時間で、キャリア教育の話。渡辺が遺伝学を目指すきっかけになった「謎のコメが日本を狙う」に関連して、雑種強勢の話を。遺伝子には相性があるので、雌雄をひっくり返すと、同じ事にはならないと。。。詳しくメカニズムなどを話しませんでしたが、興味がある方は、渡辺も分担で入っている新学術領域研究「ゲノム遺伝子相関」をめくってみて下さい。これからの遺伝学というか、生物学というか、農学というか、そんなのが見えると思いますので。あと、感動だったのは、渡辺と同じように、生物は覚えることがたくさんで、苦手だけど、遺伝学はおもしろかったという方がいたこと。是非、将来、遺伝学というか、ゲノム解析を使って、一緒に研究しましょう。楽しみにしています。英語は、理数科では、やはり苦手なようで。最後の質問の所でも、どうやって、英語を克服すればよいかと。。。これには困りました。渡辺も苦手だったので。。。ただ、五所川原高校の先輩の方で、日本の英語教育をしっかり身につけていれば、実際に話したり、することはできるからと言うことを実例として。よい先輩がいますので。がんばって下さい。

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DSCN5641.JPG 1, 2年したら来るであろう、大学受験。今は、センター試験ですが、名前が。そうしたもので、結果が出ても出なくても。その時に、何をやりたいのか、それを明確にして、将来を見失わないでほしいと。。。大学で人生が決まるわけでなく大学を出た後なにをするかで、人生はついてきますのでと言うか、その方が大事ですので。あと、これはと言う師匠を大学で見つけてほしいと。渡辺も東北大に来て、日向先生を師匠にもつことができ自家不和合性の研究をできたので、今があると。。。また、研究を始めたら、その分野の歴史というか、どの様な失敗、成功があって、今に至っているのか、是非、それを考えて下さいと。。。そんな本もありますので。5minほど超過して、プレゼンを終えて。。。数名の方から質問を。遺伝子組換え植物をどう考えるのか。とてもシビアな質問でした。ただ、品種改良の歴史の日の当たるところだけでなく日陰の部分もみてほしいと。そんな両面を考えることで、自分のいろいろな考え方も発展しますので。また、どうやって、英語ができるようになるのか。点数を上げるのかという質問は、野球部の方から。プロ野球の著名な監督さんたちがどうやって勝つのかを書いていると。それらを参考にしてほしいと。身近なので、考えやすいかと思いますので。時間を超過した分、最後に世界に向けて、情報発信の写真を失念で。。。最初は覚えていたのに。後ろに立てばよいなと。。。次からは、写真をお願いする先生にあらかじめ、お願いしておかないと。すっかり記憶がだめになってきているので。。。

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DSCN5645.JPG 最後になりましたが、今回の企画でお世話になりました福士教頭先生、理数科の伊藤先生、佐藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。また、機会があれば、お声かけ下さい。

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 わたなべしるす

 PS. 今回は雪対策で、長靴同伴。もう少し後の2月の盛岡三高のSSH時なら、最初から長靴なのですが。。。途中の八戸当たりで雪が消えて。。この時はさすがに。失敗かと思いましたが。。。活躍してくれました。

DSCN5649.JPG PS.のPS. 講義を聴いてくれた生徒さんの中に、農学部のAO入試で合格した方もいらしたと。これをやりたいというしっかりした生徒さんで、感動でした。その思いを大切にして、これからもがんばって下さい。

 PS.のPS.のPS. 新青森駅から五所川原駅に行く途中で、外国の方に話しかけられ、。。五能線のその先にある鰺ヶ沢まで行くとか。いきなりだったので、最初は脳みそが英語でなかったですが、少し話せば、何とか。無事、鰺ヶ沢で降りることができたのではと。たぶん。。。そんなことも、そういえば、講義の途中で話題に。

DSCN5614.JPG PS.のPS.のPS.のPS.  青森に来ると、北海道はすぐそこなのだなと。。。そういえば、東北新幹線の函館延伸にむけて、青函トンネルの走行試験をしているというのが、新聞記事に。帰り道の新青森駅で、また、そんなのを見ることができれば。。。

DSCN5607.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS.  五所川原駅、市内でこんなものを見つけました。ずいぶん昔、太宰治の斜陽館を見たことがあるのを思い出したり。。

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DSCN5630.JPG PS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS.  ちょっと大学のtop pageを見ない間に、大学院生の頃に虫取りに一緒に行ってもらっていた「害虫研」の堀先生が青色光でおもしろい実験を。感動でした。コロンブスのたまごみたいな。へーーーでした。さすがと。。さらなる発展を楽しみにして。。。

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 PS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS.のPS. 2015年1月7日、こちらに頂いたレポートにコメントをして返却したのですが、それが無事に届いたというお知らせを佐藤先生から頂きました。そのmailに、高校のHPのtop理数科通信に渡辺が訪問、講義をしたことが記されております。お時間の許す方、ご覧頂ければ、幸いです。仙台は、晴れ間が見えますが、五所川原は猛吹雪とか。雪国の大変さが。。。。


      

 

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ぶるーらいと、よこはま。

2014年12月12日 (金)

街の灯りがとてもきれいね、ヨコハマ♪ ブルーライト・ヨコ〜ハマ〜♪
あなーたとー、ふたーりー、しーあーわせーよー♪
・・・あ、はい、横浜に来ています。
横浜に来てすぐこの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が頭の中をぐるぐる。
この曲、実は韓国の友達から教えて貰った曲なんです。それまで知らなかった私。
その友達の祖母がよく歌っていたのだそうです。
戦後の韓国で日本文化が禁止されていた頃に流行ったのだそうですね。
それにしてもいしだあゆみさん、綺麗な方ですね!若い頃は可愛い!


ここ最近、ノーベル賞授与式の話題で賑わっているので、
もしやブルーライトヨコハマのブルーライトは!?と思ったのですが、
この曲がリリースされた当時に青色LEDは存在しませんよね。残念。
でも昔から横浜はキラキラしていたんでしょうね・・・


さて、横浜で何をしてきたかと言うと、
MRS学会という工学系の学会に参加してきました。
横浜市開港記念会館というレトロな建物が会場です。
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私が参加したのは国際シンポジウムだったので、口頭発表は英語。
日本語で聞いても分からないであろう内容を英語で聞くという辛い時間でした。
しかし2日目は日本語だったので助かりました。やっぱり日本語っていいねー。
今回11つのシンポジウムに分かれており、せっかくなので他の発表も聴きにいくことに。
材料系が多いので研究対象は身近にあるものが多く、発表も眺めている分には楽しかったです。

私はポスター発表をしてきました。
ポスター会場はまた別の会場で行われたので移動が少し大変。
朝早くからポスター会場に行くと、ホールのあちこちにポスターを貼るボードが。
受付開始直後で誰も貼っていない!ということで一番のりで貼ってみることに。
しかし届かず・・・受付の人を巻き込んで貼らせるという事態に。
お忙しい中、ありがとうございました。一番のりをパシャリ。
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ちなみに剥がす時も届かず、隣の人に剥がさせるという事態。
一人じゃ押しピンにも届かないという・・・しょんぼり。

しょんぼりな気持ちを晴らすために、美味しいものを食べてきました。
宿泊したホテルが中華街の近くだったため、毎晩中華街に足を運びパクパクもぐもぐ。
一応学生という身分なので高級なものは食べられませんでしたが、
肉まん、小籠包、チャーハン、ワンタンスープ、餃子など、満腹になるまで楽しみました。
食べるのに必死で写真を撮り忘れました。
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今回なかなか参加できない工学系の学会に参加させていただき、なべさん方には感謝です。
では、仙台へ帰りますー!


M2 ナベ

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礎、○肉△食、理屈(12/11)

2014年12月11日 (木)

 また、netから切り離れた空間。何となく落ち着く。mailから追いかけられないからだろうか。。。もちろん、自主的に切り替えて、遮蔽した空間に移動すればよいのだろうが。。。どうも苦手である。そんな自分の基礎を作ってくれたのは、子供時代にいろいろなものをさわったり、経験したこと。それが今の「礎(いしずえ)」となっているのは、確かだと思う。紙飛行機を折って飛ばすにしても、最初は、新聞の広告。どんな形にするのがよいか、折る紙の縦横比率、子供なので、重心の位置など考えないし、try and errorを繰り返した。もちろん、人のまねをするというか、おしえてもらうというか。そのうち、紙の重さというか、厚さを考えるようになり、機械のパンフレットを使ったり。さすがに段ボールは使わなかった。そんな風に考えるのが、よかった。うちの学生さんが、HPの記事で使う言葉に「Google先生に聞いてみよう」だったろうか。たしかに、検索すれば、何か出てくる。渡辺もよく使う。その使い方が問題だと。昨日、そんなテレビをやっていた。同じ検索Wordを入れて、出てくる結果は同じ。それで、ある課題について、レポートをまとめる。そのレポートを解析していた。ほとんどが、HPにあることを書いているだったような。。。最後に感想というか、なぜ、自分がそう考えたのかなどを考えて書くというのがほとんどないらしい。。。それは、渡辺が大学で講義をしていて、レポートを読んでいても思う。「感想など、自分の考えを書くように!!!」と、但し書きを付け加えるが、聞いてないのか、聞いても書かないのか。。。。情報はいっぱいある、その中から、何を選び、なぜ選ぶのか、考える、それが大事なのであろう。くしくも、将棋のプロも同じようなことを。。。最後の決断は「野生の勘」。その通りのような気がした。所詮、人間もHomo sapiensという動物であり、五感、あるいは、第六感があるのだろうから。それが動物である「礎」として、忘れてはいけないことだと。。。

DSCN5419.JPG netを検索すると、いろいろなものが出てくる。こんなこともしているのだとか、こんな考えもありなのだとか。もちろん、netに出てこないような現在進行形の事だったり、秘密だったりは、そんなものでは見えない。別の方法で情報を拾うしかない。小学校の頃に、「○肉△食」の四文字熟語を完成させよという問題に、まあ、普通は「弱肉強食」が正解。今治は、田舎だったし、定食屋さんがあまりなかったような。そんなで「焼肉定食」というのはイメージしなかったが、何かでそんなのを見たとき、なるほどと思ったし、由緒正しき言葉・熟語が四文字熟語なのだろうから、後者は正解ではないのかも知れない。ただ、考えように寄れば、強いものが勝って、弱いものが食べられる。という弱肉強食と、物質循環というのだろうか、その頂点にいるというのはおこがましいかも知れないが、そう考えると、「弱肉強食」と「焼肉定食」の意味はそんなに遠くないような。そんな風に考えるのは、インチキだろうか。。。ルールの範囲内なら、何をやってもよい。聞こえはよいが、。。ただ、今の時代、そうしないと生き残りというか、出る杭になれないというか。。。そんな難しさもある。あくまでルールの範囲内で生き残りをかける。そんな時代。わかっていても、何ともいえない気持ちと、それならそれと割り切る気持ちと。。。いずれやるしかない。それ以外に道はない。。。そんなことと言うか、それに近い記事も見つけた。これもnetのおかげであるが。。。

DSCN5597.JPG なぜ、そうなるのかという「理屈・原理」。小学生で言えば、なぜ、1+1=2なのか。。。そう覚えた。理屈抜きに。子供の頃は、それはそれでしょうがな いかなと思った。かけ算というか九九は足し算の延長なので、。。理屈が少し出てきたような。水を電気分解して、酸素と水素になる。これはイオンを考えた ら、何となく理解できた。では、なぜ、酸素は燃えるのか、水素は音がするというか、爆発になるのか。水素も空気のない、つまり、酸素がない空間だった ら。。。そんなことは考えたことがない。と言うか、そもそもの物質の性質を理解してないからのような気がしてきた。そんなことを考えさせてくれたのもnetの記事。netがない方がよいと言いつつ。。。算数を考え直した。 やっぱり、理屈をきちんと理解しておかないと。そうでなければ、ルールの範囲内という範囲を考えることもできないような。。。ぼちぼち遮蔽空間からnet 空間へ。少しあり得ない、アホなことを考えることができた様な気がしてきた。。。このことを次のプロジェクト、プログラムという教育研究にどの様に活かす のか、せっかくもらった遮蔽空間での時間、大事にこれから活用しないと。

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 わたなべしるす


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マイクロトム~発芽編~

2014年12月11日 (木)

先日、マイクロトムを植え、窓際とアラビ部屋に置いておきました。


アラビ部屋(23℃程度)にほっといたマイクロトム(細マッチョ)ですが、芽が出てきました。

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窓際に置いておいた方(太マッチョ)はさっぱり・・・。寒すぎたんでしょう。

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2つともアラビ部屋に置くことにしました。元気に育つと良い。

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増子

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