東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2014年12月の記事です。

【全学教育科目・展開ゼミ】法学部・高島経過報告(63)

2014年12月10日 (水)

 お久しぶりです。法学部1年の高島です。芽キャベツの様子をお伝えしようと思います。前回は根腐れしてしまったのですが、中間発表での反省点を活かし、中間発表から3週間ほどして、ご覧のようになりました。本葉も出かけているので、防寒さえすれば今度は育つと思います。

1209-Takashima-1.JPG ところで、植物自体は元気そうなのですが、葉の縁の凹みはなんでしょうか。バラなどは葉の縁から枯れる時があるといいますが、その類でしょうか...?

1209-Takashima-2.JPG
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渡辺コメント

 法学部・高島さん、3回目の投稿ありがとうございました。まき直してみたのはよいことだと思います。問題とされている表現型は、発芽初期に水が多すぎて、気温が低いのではと思います。冬の時期に温室で発芽をさせると、こうなることがよくあります。見た限り、少し土の色が黒いので、乾燥気味にすることをされてはどうでしょうか。この後、最後のプレゼンまでに時間もあります。なので、また、投稿してもよいですし、最後のプレゼンに向けて、なにをポイントにするのか、しっかりと考えて下さい。もちろん、これまでの他の人たちへのコメントも参考になると思いますので。それもよく見て、対応して下さい。


 わたなべしるす
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アナと雪の女王、ナベと雪の季節。

2014年12月 9日 (火)

こんにちは、M2の辺本です。
新幹線で横浜まで向かう途中、
隣の子供に「エルサは好き?」と何度も訊ねられました。
ごめんね、お姉さん、まだアナ雪観てないの。今度観るね。

話は変わり・・・・じゃーーーーん!
仙台にもこんなに雪が積もりました!
DSC_0229_Fotor.jpg
というのは嘘です。ごめんなさい。

実家にいる母が「積もったよー」って送ってきてくれました。
石川は仙台より暖かいはずなのに、雪だけは降るんですね。
あー、朝と夜、雪かきをする時期がやってきたのかー。
それに比べれば、仙台は良いところです。
朝雪かきしてて遅刻だーってことないし、
積雪により車出せないってこともないし、
学校帰りに雪で自分の車が見当たらないということないし、
駐車場が雪積み場になっていることもないし。
しかし、仙台は寒い・・・
日本の真ん中からやってきた私にとって、東北の寒さは厳しい。
2年目の冬、無事越せるのか心配です。

寒くなってきたので台所に立つことも億劫に。
なので冬の寒い時期は、やっぱり鍋ですね。
これ、ご存知の方おられるでしょうか。
なべさんが小松高校の寺岸先生から頂いたとのこと。
石川で鍋といえばコレ!「とり野菜みそ」なんですよ。
もう鍋をするといったらこれです。
こっちに来てスーパーに売っていないのに驚いたほど。

そして人生初、google先生を使って検索してみました。
「まつや とり野菜みそ」と。なんとHPがあるではないか!
HPの紹介で「大豆と米麹からつくる石川県の家庭味噌を基本に、
香辛料などを混ぜ合わせた調理味噌」とあります。
なので鍋だけでなく、味噌の味噌漬けなど普通の調味料として使える!
し、知らなかったー!

昔から色んな味噌商品を作ってきた、まつや。
なつかしーと思うものから、何これ初めて見た!というものまで。
きっと私以外の石川県民でも知らない商品があるはず。
石川出身のあなた!ぜひチェックを!

そしてそして、「とり野菜みそ」の「とり」は、
私が大好きな「鶏肉のとり」ではないのです。
さて何でしょうか?答えは、まつやのHPで。


M2 ナベ

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冬のマイクロトム

2014年12月 9日 (火)

こんにちは、増子です。

昨日、学校に来たら私のPCの画面がこんなことに。

141208

卒業生たちの名前でメッセージが書いてあります。

土日にこっそり来たのかしら、とも思いましたが、どのフセンも筆跡が殆ど同じ。

とりあえず証拠写真を撮っておきましたが、やはり某NMTのいたずらでありました。

卒業生諸君、今日もラボは平和です。いつでも遊びに来ると良い。

 

さて、仙台では先週末の冷え込みによって、ちらちらと積雪が見られました。

中心部はすぐ溶けましたけど、うちは山の方なので、車がうっすら白くなりました。

141209-2.JPG

早く冬タイヤに替えないと。。。って毎年ギリギリなんですけどね☆

 

そんな先日。渡辺先生から頼まれて、マイクロトムを植えました。

マイクロトムというのは、草丈15cmほど、矮性のトマトで6gほどの実がなるそうです。

3か月ほどで世代を更新出来、蛍光灯下でも正常に発育し、形質転換可能だとのこと。

小さくてとてもかわいいみたいですよ!種は普通のトマトなんですが。。。

写真 1

とりあえず、植えてみました。培養土に植えます。

写真 2

ついでに、名札に落書きもしてみた。

黒人で太マッチョなトム(左)と、白人で細マッチョなトム(右)を意識してみました。

写真 3写真 3 - コピー

左は、トム・ハーディ的な(すごく語弊がありそうなので、あくまでも"的"なでお願いします)。

右は、ちょっと前のトム・フェルトン的な(ものすごく語弊がありそうなので、あくまでも"的"なでお願いします)。

オカマっぽいと言われてしまいましたが、中性的な男性だと考えて頂きたい。

さて、そんな二人(?)のトムは無事芽を出すのでしょうか。

一人はアラビ部屋、一人は窓際にほっといてありますが、楽しみにしたいと思います。

 

 

増子(鈴木)

 

ついしん:

卒業生から、冬の元気なご挨拶、頂きました。

いつもありがとうございます、ごちそうさまです!

体に気を付けて、お仕事頑張って下さいね。

IMG_1964IMG_1963

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【全学教育科目・展開ゼミ】文学部・坂本経過報告(62)

2014年12月 9日 (火)

 中間レポート発表でトリをつとめた文学部一年坂本七海です。コマツナを栽培しておりました。中間発表以来気温がグッと下がり日差しも弱くなってきたので、11月20日、とうとう三本の間引きをしました。そしてそれはおひたし?に調理。立派なものを残して育てていましたが、寒さのせいかコマツナはあまり元気がなく、成長もせず、下の方の葉っぱが萎れてきたので、11月28日、さらに三本のコマツナを収穫することに踏み切りました。ベランダで日向ぼっこさせていた時に虫に食われており、そこはむしりました。大根入りのお味噌汁にしました。

IMG_5762.jpg 12月2日。雨が続き、コマツナはもう早く踏み切っておくれというような感じでしたが、私はまだコマツナの可能性を信じようとしました。12月4日、久しぶりに晴れ間が見えたので鉢をベランダに出そうとしたところ、水滴が凍ってベランダのへりがとんでもなく冷たくなっていました。もうだめだ、と思い、すべてのコマツナを収穫し、私とコマツナの共同生活は打ち切りになりました。大きさは10~12センチほど、葉は5.6枚。売られているものに比べて貧相でしたが、今迄で一番立派なコマツナでした。四本でした。それも味噌汁にしたのですが、芸がなかったなぁと今更反省しております。ただ、非常に美味しかったです。

IMG_0610.jpg お世話をしないでいいのはラクなのですが、コマツナがいない寂しさがしみます。かしこ。



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渡辺コメント

 文学部・坂本さん、3回目の投稿ありがとうございました。仙台も雪が降って、氷点下になり、寒くなりましたね。こうなってくると、農作物の栽培は大変になりますね。農家だと、わらをかけて、霜が降りるのを防いだり。。。その意味では、食べることにチャレンジしたのはよいことだと思います。できれば、市販のものとの比較、収穫前の写真がほしかったですね。もし、そうしたことがあれば、もう1回投稿するのもよいですし、最終発表会で、その当たりにポイントを置いて、プレゼンして下さい。

 最後の「コマツナがいない寂しさがしみます。」と言う言葉がよいですね。あるものがなくなったことの寂しさなど、これから植物だけでなくて、いろいろなことで体験すると思います。そんな時の参考にして下さい。また、春になって、春夏の野菜を育ててみて下さい。


 わたなべしるす
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反復、新型、チーム力(12/8)

2014年12月 8日 (月)

 携帯、netから遮蔽された空間にいる。今時と言われるかもしれないが。。。そんな場所はまだ存在する。どこか。ちょっと考えれば。。。そんな時、いろいろなことを考えることができる。余計なことを考えないでよいからかも知れない。そう考えると、学生、院生の頃は平和というか、よかった時代なのだと思う。ただ、実験・研究を始めて間もない頃、定性・定量実験の意味というか、渡辺が重みを理解していなく、師匠の日向先生からは繰り返し、反復実験をしてdataを出すように言われた。なんで、うまくいったのを繰り返す必要があるのか、反復する必要があるのか、わからなかったというか、偶然でなくて、必然にしないといけないと言うことなど、言わなくてもわかっている、と思われていたのかも知れない。。。それがわからずだった渡辺は。。。今考えると「へちょかった。。。」としか言いようがない。ただ、反復しないで、違うことをしたら、新しい次のことができると、単純に考えていたが、やるときは、完璧になるまで、つまり、それが論文のdataとして使えるまでやる。そんなことを真の意味としいいたかったのだろう。

DSCN5393.JPG 昨日も夕方出張からもどってきたら、実験をしている学生さんが。どうも機械の調子がよくないらしい。小さな部品というか、そんなものを洗浄・点検していた。昔なら、アガロースゲル、ポリアクリルアミドゲルを使って、分子サイズ、それのあるなしを決めていたものが、今となっては、そんな小さな部品で。こんな新型というと怒られるかも知れないが、岩手大にいた頃に、自家不和合性の花粉側因子を探していて、その多様性を検討していた。その頃、こんな機械はなくて、ひたすら学生さんにお願いして、手伝ってもらい。。。それでも時間がかかった。もっとたくさんできればと思った。ただ、今の新型機械は逆でその機械のスペックに1人の人間で対応しようとすると、人間の方が破綻する。つまり、性能向上と言うのだろうか。どっちがよいとはいえないが。。。いずれ、性能向上した機械を使いこなすには、そんな新型への熟練・錬磨なのだろう。せめて、渡辺が新型の世界を使いこなせなくても、学生さんたちには研究室にはないような新型のものを共同研究等でできるようにしないと。。。そうしたら、今より、新しい進んだdataがより短時間で、反復した形で出せるのであろう。

 実験をやるときは基本、個人。でも、その個人をまとめて、よりよいチームとして結集すれば、1+1があり得ない数字になるだろう。たぶん。そんな風にまとめることも大事というか、渡辺に任されていること。ただ、それぞれのレベルで最後の決断は、個人。もちろん、困って相談して、議論することもあるわけだが。。。個人の力を少しずつでも高めれば、1+1でなくて、2+4とかになるはずと考えれば、個の力をどこまで高めることができるのか、潜在能力をどこまで引き出せるのか、それも勝負となる。常に、周りにアンテナをはって、何が起きているのかを考え、それに対してどう判断して、実行するか。それを統括したら。もっとすごくなれると思う。今年も出前講義があと4件と1年生向けの講義が1件。もちろん、展開ゼミの進捗状況の報告は、毎日が「展開ゼミ」なので、365日休みなく、情報が来るだろう。きっと。。。たぶん。。。そんなことを楽しみにして。で、ここ数日、脳みそを少し空っぽにして、あれやこれやを考えることにしよう。想定外というか、これはと言う妄想が脳みそに浮かぶのではないだろうか。そんなことを期待して。。。

DSCN5404.JPG
 わたなべしるす

 PS. 工学部で。。。。何だったのだろう。原因は。。。。ちょっと気になったというか、これを反省にして。。。肝に銘じないと。。。。

 PS.のPS. そうそう、科学者の卵養成講座、SSHなどでがんばっていた方が今は大学生。なんでも、大学の講義で、「自分の興味がある分野の研究をしている人に直接質問をするという活動」で、渡辺に質問を頂きました。ありがたい限りです。。。というか、ありがとうございました!!!

DSCN5388.JPG


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