東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】文学部・加藤経過報告(70)

2015年1月 7日 (水)

 文学部一年の加藤優志です。今年もよろしくお願いします。三回目のレポートを提出させていただきます。僕は二十日大根を育てています。前回のレポートまでの間はずっと徒長に悩まされていて、その対策をいろいろしました。

 一、水遣り・・・土が乾いてからやること
 二、光・・・直接光を当てるため外に置きたいが気温が低いので窓際に置く。曇りや雨の日は蛍光灯の光の下に。
 三、風通し・・・はじめは扇風機を当てていたが電気代がもったいないので時々手で触って茎を刺激する。

 以上の三つを徒長対策とし結果成功しました。水をやった後には萎れていた葉が元気になるのでその変化が面白いです。

IMG_0006.jpg しかし葉っぱは同じ株の中に元気に育つものと黄色くなって枯れてしまうものがあります。また肝心の根ですが太くなる気配が感じられません。黄色くなる葉っぱと太らない根に共通するのは栄養不足でしょうか?追肥が少ないのか、間引いたほうがいいのでしょうか?一つの植木鉢で八株育てています。追肥は二回、それぞれ小さじ2ほどです。

IMG_0075.jpg
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渡辺コメント

 文学部・加藤さん、3回目の投稿ですね。どうやら、栽培するコツをつかんだようですね。水やりは、その通りです。光はこれから足りなくなるので、特に大事ですね。あとで、また書きます。風通し。良いところに目をつけましたね。これによって、CO2などが良く循環するようになり、光合成が良くなります。あと、葉っぱなどに刺激を与えることで、植物体全体がしっかりしてくるということもあります。

 ただ、冬になって、日当たりも悪いし、光も弱い。なので、根っこが丸くならない可能性があります。あと、この植木鉢のサイズで、栽培できるのは、2-3個体だと思います。なので、元気がなさそうなのを、間引いて、見てはどうでしょうか。肥料のやり方は、niceだと思います。もう少し、頻繁にあげても良いかもしれないです。1 weekに一度くらい。いまのstageなら。あと、黄色くなった葉っぱは除くようにする。全体が黄色いのです。少しくらい黄色のは、その葉っぱのタンパク質などが分解されて、黄色くなって、他の葉っぱを元気にするためにエネルギーとして使われますので。

 来週の金曜日の発表会を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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