東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

Plant and Animal Genome XVIIIに参加中

2010年1月11日 (月)

 

 1/8-12で、Plant and Animal Genome XVIIIに参加しています。

 

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 会期はもう少しあるのですが、他の会議との関係で、この日程になりました。今年で、18回目。毎年この時期に開催されていることは、知っていてもなかなか日程が合わず、参加していませんでしたが、「科学者の卵」の方に少しご迷惑をかけて、参加することにしました。

 

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 今回で18回目ということは、1993年くらいからゲノムという概念で、会議が行われていたのは、驚くことなのかもしれません。今日ではモデル生物のゲノムだけでなく、農業上重要な作物 、動物のゲノムのセッションも数多くありました。柑橘、牛等々。それに加えて、ゲノム解析技術の進歩がプレゼンされたりで、遺伝学をベースにしている研究室としては、niceな企画だと思います。

 

DSCN3849

 

 日本からも多くはありませんが、参加者がいました。毎年でている方に伺うと、今年は、ずいぶんと寒いと。。。場所の説明をしていませんでしたが、アメリカ西海岸、サンディエゴ。これよりどれくらいか南に行けば、メキシコ国境。花もたくさん咲いていますが、夜の冷え込み、こんなことは なかったとか。。。これも地球環境の大きな変化の一部なのでしょうか。

 


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わたなべしるす

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日本分子生物学会に参加しました

2009年12月14日 (月)

ポスドクのやまかわです。
12月9-12日に日本分子生物学会(横浜)に参加してきました。
朝9時より夕方8時過ぎまで、ポスター、シンポジウム、ワークショップと盛り沢山の充実した学会でした。 植物中心の学会に参加することの多い当研究室にとって、いわば"他流試合"で、他分野の皆様にどれだけアピールできるか、毎回緊張いたします。
幸いポスター発表時間中観衆の途切れることもなく、好評だったと思います。
学部学生は参加費無料とのことで、多数参加されておりましたが、彼らのアクティブさには改めて感心させられました(・・・いや、偉い先生方の講演も大変勉強になったのですけど)。
充実していたけれど、期間が長く何しろ密度が濃い学会で、最後は疲れてしまいました。

山川清栄

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the 9th International Plant Molecular Biology参加中!

2009年10月31日 (土)

136海外では会話の合間に必ずyeah?と入れることで雰囲気を出す男・藤岡です。

現在、セントルイスで行われているthe 9th International Plant Molecular Biology (IPMB) Congress に参加中です。

この学会は、去年・一昨年と参加させていただいたPlant and Animal Genome(旧ダイアリー参照)に比べよりbiology色が強く違った刺激を受けています。

研究テーマであるsmall RNA / epigeneticsに関しても、かなり個々の現象とリンクした報告が出始めており、興奮と焦りが同時に襲ってきます。

と、学会の話はこれ位でセントルイスのお話を1つ。

セントルイスは日本でもわりと耳にする名前ですが、どうも全米でも5指に入る治安の悪さを誇る都市らしいです。

特に会場のある地域を挟んでミシシッピ川の対岸のイーストセントルイスという場所が最悪らしいのですが、宿泊しているホテルはしっかり川沿いだったりします。

ふらっと橋を渡った日には帰って来れないかもしれません。

 

"Freeze!"、

"Yeah?"、

"Money or die!"、

"Yeah?"

 

Bang!!!!!!!!!!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

帰国予定は11月3日ですが、戻って来なかった際は上記のような事が起きたと思って下さい。

 

追伸

写真は会場からの帰りに撮影した夜のセントルイスです。デジカメからPCに写真を移せなかったため、携帯からなので見にくいですが、雨が降っております。

今年度、出張中に雨が降る確率は100%です。

海外でも雨が降るという事はどうも憑いてる雨神様は宿主より英語がお達者であらせられるようです・・・。

 

D2藤岡

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第82回 日本生化学会大会 フォーラム「磨いて活かせ! サイエンスイラスト」で、招待講演(10/24)

2009年10月24日 (土)

 第82回 日本生化学会大会 フォーラム「磨いて活かせ! サイエンスイラスト」に招待講演を依頼され、「ポンチ絵をかえれば、あなたの教育・研究・研究費が変わる!---サイエンスデザイナーによる劇的ビフォー・アフター!---」というタイトルでお話をしてきました。

 オーガナイザーをされた筑波大・三輪先生、小林先生は、筑波大ならではという、生命科学系と芸術系の融合をされ、様々な生命現象を芸術系の学生さんたちに、講義の一環として、「サイエンスイラスト」を書くことをされておられました。とてもおもしろい試みであると共に、新しい雇用が創出されるのではと思いました。ポンチ絵を気軽に描いてくれる人材の。とても楽しみです。

 渡辺の方は、岩手大にいた当時から、ポンチ絵、ポスターなどを作製してもらってきた現状をお話しして、それがどれだけインパクトがあるか、体験を交えてお話ししました。かなり大きな会場でしたが、立ち見が出るほどの聴衆がいたことは、うれしい限りでした。他の皆様方のこれからの研究・教育活動にお役に立てればと思います。

 筑波大の田中先生は、ポンチ絵を作製する芸術の立場でお話し頂き、共立出版の飯田先生は、日本語での執筆の際の注意点、京都大の平賀先生は、ご自身で最初から最後まで一冊の本を作られたことなど、多くの経験、鍵となるポイントを伺えたことは、これからのポンチ絵作りなどに役に立ちそうです。

 この経験を生かして、論文を少しでもよいJournalに投稿し、科研費などを獲得できればと思います。最後になりましたが、このような場をいただきました、筑波大・三輪先生、小林先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす。

 PS. 新神戸の駅で柵があるホームを見つけました。東北新幹線では、結構majorですが、こんなところにもと思いつつ。

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Plant Biology 2009 in Hawaii

2009年7月20日 (月)

7/18~22まで、環太平洋の植物生理学会関連学会が共催の形で、Plant Biology 2009と題して、Hawaii Convention Centerで開催されました。多くのアジア系の人から、もちろん、主催であるASPBのアメリカ人など、国際色豊かでした。日本は、まだ、梅雨が明けるか明けないかといっている時期に、Honoluluでは多少曇りはあるものの、まさに、太平洋の真ん中という好天に恵まれました。

発表のトピック的なものとしては、新規自家不和合性関連因子の解析、シロイヌナズナでの減数分裂特異的遺伝子の網羅的解析、糖代謝関連、等があり、これから、日本のお家芸の、受精、ストレス応答などの発表が目白押しです。そのあたりは、また時期を見て、webでご紹介します。

発表はもちろんのこと、関連研究者と直接、現地で話をでき、情報収集ができることは、これからの研究を考える上で、何よりでした。お会いした人たちと、改めて、新しい共同研究ができればと思っております。

とりいそぎ。

わたなべしるす

PS. 花を研究しているものとしては、たくさんの花があり、形も違うのは、興味深いものがあります。

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