東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

ICAR in 横浜

2010年6月17日 (木)

どうも、先週開催されたシロイヌナズナの国際学会に参加してきた、すどうです。

DSC00376.jpg

初めての国際学会です

3月にとある国内学会に参加したのですが、
国内学会と国際学会とでは、雰囲気が結構違っていて驚きました。

 

 

どう違うのかというと・・・
国内学会では色々と分野別のセッションが同じ時間に開かれ
めまぐるしい感じでしたが、

今回の学会は、同じ時間に開かれるセッション数は最大で2つ
分野別セッションをひとつずつ五日間かけて・・・
と少しゆったりとした感じです

DSC00379.jpg

学会によってなのか国内と国際の違いなのか・・・
経験値2のすどうにはまだ分かりません。。

内容は
それぞれのセッションで著名な先生方が往々にすごい報告をされており、
(上記にも書いたのですが、経験値2のすどうにはすごいとしか表現できませんorz)
何とか理解できる話もあれば、???な話もありました(←分野が広い+未熟者なので)

色々と聞いたかんじでは、
シロイヌナズナの研究は成熟期に突入し、遺伝学による一遺伝子の解明だけでなく、
その先のタンパクの機能や相互作用などの解析が必要になってきている・・・

色々と考えて研究を進めなければならないと痛感しました。

 

最大の難関だったのが

五日間終止 English!

英語が結構若干苦手なわたくしとしましては・・・

 

 

大変勉強になりました
(よし、頑張ろう)


そんなこんなで、最後の方は疲労感たっぷりで、グロッキー状態でしたが、
その分これからの研究に役立つ情報や考え方など、色々とためになる学会でした。

 

M2 すどう

 

 
P.S.
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開催地の横浜の街並みは綺麗だったので、
今度時間をつくってゆっくりと観光をしたいなぁ・・・
と思います

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2010春 日本育種学会参加

2010年4月 5日 (月)

3月26, 27日 京都大学にて開催された育種学会に参加して参りました。
育種学会の口頭発表は2005年以来でございました。実は、緊張してました。

育種学会では、生殖・柱頭-花粉情報伝達・種間交雑・自家不和合性・アブラナ科植物
などなど、私自身の興味がある領域について議論していただける多くの方々にお会いする
ことができて非常に勉強になりました。

普段、研究室では議論する相手が見つからない様なトピックに関しても、
詳しい方々を紹介していただいたりと、大変有意義でございました。

今年の秋には私の故郷である秋田県を会場に秋季大会が開催されます。
発表に足る実験結果を得て、是非とも参加したいと思います。


高田美信

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今年度のアウトリーチ活動、春の交配、来年度は。。。(3/24)

2010年3月24日 (水)

 今年度もあと1週間ほどになった。年度の変わり目は、年の変わり目とまた違った雰囲気がある。学生さんの入れ替え、予算の変わり目等々。今年度は、修了する学生さんがいないこともあり、年度の終わりという感があまりない。季節が春になりつつあるのに、天候不順で、冬に逆戻りという天候も影響しているようにも思える。サクラの開花の仙台での予想日は、4/6当たりだったが、この寒さで本当かと思いたくなる。

DSCN4121.JPG さて、年度末と言うことで、「アウトリーチ活動」をまとめてみる。昨年度までは、仙台市との提携による出前講義、七北田小学校とのNSP、SSHとの連携、他、一般の出前講義であったが、今年度からは、「未来の科学者の卵」、「SSH・ダイコンコンソーシアム」、「SSH・アブラナコンソーシアム」も始まった。講義に伺った回数を数えてみると、50回を超えたのかもしれない。大学院専任などと言うこともあり、大学生への講義が少なく、これくらいのことはあっても良いのかもしれない。

DSCN4115.JPG こうした活動をして支えとなるのは、「表彰」ものかもしれない。「科学者の卵」では、今年度を通じて指導した生徒さんが、それぞれの賞を受賞されたことは、この上なくうれしい。また、先日の熊本での日本植物生理学会年会での高校生発表会で、研究指導を行っている、「愛媛県立松山南高等学校」の発表が「優秀賞」、「ダイコンコンソーシアム」全体に、「特別賞」が授与されたことは、指導者冥利に尽きる。

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DSCN4124.JPG また、2年間、一緒に活動した七北田小学校・NSPでは、PTA広報誌に6年生が将来の夢を書いていてあり、100名あまりの卒業生の中に、研究者・科学者、生物の学者と書いてくれた生徒さんがいらしたと伺った。あと、6年もしたら、大学生。一緒に研究できる日が、そんなに遠くない気がしてきた。

ブロッコリー×イタリアンキャベツ100316.jpg あと、「科学者の卵」で、好評であった講義の中に、「自家不和合性」、「キャリア教育」の2つを取り上げていただいたのは、望外の喜びである。この場を借りて、講義を受けて頂いた高校生の皆さんに感謝したい。次年度は新しい100名となるが、エクステンドコースも始まる。また、一緒に活動できるのは、何よりである。

守口ダイコン100323.jpg 先にも書いたが、今年の天候が不順だったおかげか、アブラナの開花は遅くなりそうである。それでも新しい世代を作成して、次の遺伝学実験に備えたい。新しい年度に向けて、また、新しい取組を行いたいものである。教育だけでなく、研究面でも。


わたなべしるす

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植物生理学会 in くまもと

2010年3月23日 (火)

3月18日から22日まで開催されていた植物生理学会に行って参りました。

 

植物生理学会は規模が大きく、様々な分野での研究報告がされていました。
容量の少ない自分の頭では、すぐに容量オーバーになってしまいましたが、
(自分の知識が足らず)あまり分からない研究~なるほどと関心する研究の報告を
詰め込めるだけ詰めてきました。

ポスター会場にも多くの人がひしめきあい、色々と議論を交わしておりました。
そんな中、自分はといいますと・・・

ポスター発表中全力でテンパってました

ポスターを見に来てくれている人に研究の成果をちゃんと伝えることは難しいですね。。
分野が少し違うとなおさら。。。

見に来てくれた人一人一人に全力で説明を!!
多分、そうとう暑苦しかったと思いますm(_ _)m

それでも伝わってなかったら・・・
いや、伝わったって信じてる

違う分野の方々から色々と指摘や説明をされることは、
自分にできない見方がされているため、非常に参考になりました。
また、意見を多く交換することで、自分にも様々な視点から研究を見ることが
できるような気がする(あくまで気がするだけ)ので、楽しく議論できたと思いたいです。

今回の学会では想像以上に多くの事を学ぶことができました。。


ためになったね~ ためになったよ~(by もう大学院2年生)

 

 

 

 

+あるふぁ

熊本城.jpg

熊本は暖かく、ちょうど桜が満開の季節で、お祭りなどのイベントが開催中
また、馬刺しや辛子レンコン、熊本らーめんなどおいしい食い物が沢山あり、
食べ歩き好きの自分にはもってこい
熊本は「よかとこ」でしたよ~

長文失礼しました

 

すどう

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国際シンポジウム(International Symposium of Cell-Cell Communication in Plant Reproduction: from pollination to fertilization)に参加

2010年3月15日 (月)


ポスドクのやまかわです。

3月11-12日の両日、国際学会参加のためスタッフ学生一同、奈良に行って参りました。


DVC00060

学会前から外国人招待講演者の接待その他、

研究室中大忙しの一週間でした。


国際学会では、開催国の特色を生かした運営がホスト側の力量の見せ所でもあるわけですが、

今大会は奈良という土地柄もあり、

 


何と公演会場が、能舞台 (! ! !)


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ヒノキ造りの壇には演者も座長も、

靴を脱いで、スリッパ履きで登るんです。

・・・いくら何でもこれはやり過ぎでは・・・

でも、音響は素晴らしく、

当然海外からの参加者には大々好評で、

成功だったと思います。


 


DVC00064 国際学会ですから、公用語は英語です。

不十分な語学力は身振りと笑顔 (^o^) でカバー、

日本人同士の議論も当然英語

(外国のお客様も聞いてますからね)、

通常の国内学会の3倍くらい疲れます。

でも、英語で議論しようとすると、

余計な言葉を省いて何とか簡潔に説明しようとしますから、

語学面以外でも、案外勉強になるんですよ。

 



 

DVC00065この様なハイレベルの集会に研究室一同で参加でき、

議論や発表のチャンスが得られるのも、

植物生殖分野で最先端を競う渡辺研ならではの特典です。

 

 




 

山川清栄

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