平成21年度「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」に
採択されました。

  • 「原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ」は、日本における原子力研究の裾野をひろげ、効率的・効果的に基礎的・基盤的研究の充実をはかることを目的とし、文部科学省により公募された競争的資金です<リンク>。

    本研究室においては、日出間純 (研究代表者)、寺西美佳が参加し、農業生物資源研究所、日本原子力研究開発機構と共に、「植物における量子ビーム誘発突然変異の分子機構解明に関する研究」を進めていきます。(研究詳細へのリンク


    <研究テーマ>
    植物における量子ビーム誘発突然変異の分子機構解明に関する研究

    <研究の目的>
    イオンビーム育種は、日本発祥の独創的、かつ世界を先導する技術です。しかし、イオンビームによる突然変異の誘導は、ランダムで偶発的であると考えられています。そこで、効率的な育種素材を創成するには、目的の変異を高頻度で誘発し、得られる突然変異を制御することが必要になります。そこで本研究では、イオンビームにより誘発される突然変異を制御する技術開発を目指し、植物の量子ビーム誘発突然変異の分子機構の全容を解明することを目的としています。

    <研究体制>
    研究代表者: 日出間純 (東北大学)
    連携研究者: 寺西美佳 (東北大学)
            : 土岐精一 (農業生物資源研究所)
            : 坂本綾子 (日本原子力研究開発機構)





    図 量子ビームによる突然変異誘発の概略

    量子ビームによる特徴的な突然変異の誘発は、染色体上のどのような部位・箇所に、どのようなDNA損傷を特異的に誘発し?またそれらDNA損傷がどのような修復系によって修復され、結果として修復エラーが引き起こされているか?さらにどのような修復エラーが、表現系の変化を引き起こしているか?といった変異誘発の分子機構は不明である。



 
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