東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

養成講座とは

養成講座とは東北大学の取り組みをご紹介

研究基礎コース(自己推薦、学校推薦含む全受講生が参加)

一つの専門分野ではなく、東北大理系全学部の教員を動員し、理工、医薬など幅広い分野での大学・大学院レベルの講義を実施します。
広い知識を身につけ、領域横断的な発想力を持つ大切さと、普段の学習、実生活、体験、実験を連動させ、「自然の中にある科学」を発見し、探求できる「科学の眼」を養うことを目指します。また受講時には、受講内容に応じたレポートをその場で作成し、その内容を専門家の講師(大学教員)が直接評価します。毎回受講することで「科学的な知識と理解力」「論理的な考え方と表現力」を大きく向上させる効果があります。
さらに、研究者として必要な研究倫理教育、将来を見据えた強い動機付けを目指したキャリア教育も実施していきます。
平成30年度は、本学で開催される数多くの学術的な企画と連携をした活動も予定しています。日本学術会議との連携シンポジウム(H30年8月)、学術学会との連携企画(H30年12月)、さらに国際教育プログラムとの連携企画(H30年8月)も予定しています。国際的に活躍する数多くの研究者と直接対話する企画です。あわせて、国際的な活動に不可欠な英語能力の育成やプレゼン能力を育成するために、海外からの留学生との英語交流会なども予定しています。


研究発展コース(自己推薦受講生から選抜)

研究基礎コースで実施したレポート課題などの成績を評価して、東北大学の研究室での実習を行う受講生約15名(1グループ2~3名×6グループ)を選抜します。研究発展コースでは、各研究課題に対して研究の意義や、研究の進め方等について学びながら、実習活動を行います。平成30年度は10月以降3月までの土、日、祝日、冬季休暇期間等を利用し、大学研究室や附属施設等で実習を行う予定です。実施日程については、受講生決定後に担当教員と調整を行います。


研究推進コース(学校推薦・トライアウト生を対象)

学校推薦枠やトライアウト枠で採択された受講生が、応募時に申請した研究テーマをベースにさらに高度な研究を実施するコースです。選抜時に研究をサポートするメンター(大学院生ないし大学生)を指定し、研究内容に応じて専門分野の大学教員を指導教員とし、高校訪問や大学での指導を含め、研究をより高いレベルに進めるよう指導を行います。
メンター生と高校生とが定期的に密に連絡を行い、研究の進捗状況や結果などについて議論し、発表内容の指導と研究発表のサポートを行います。特に各科学コンテストへの参加や学会発表、論文発表を前提とした指導を進めます。研究活動を行うのは各高校で、研究時間の目安として週10~15時間以上を確保できる課題を想定しています。


研究重点コース(2年目継続者を対象とした研究コース)

1年目に優秀な成績を上げた受講生を選抜し、2年目も継続した研究を実施し、さらに高い研究内容に挑戦するコースです。高3生でも参加可能な、4月以降、8月まで集中的に研究活動を行う事を想定しています。研究成果は、国内外の学会や各科学コンテストなどへ応募、発表を行う事を目指します。特に、海外の学会等での発表等ができるレベルまで到達することを目標としています。

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