東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

オケラ

2019.07.07長野県

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

オケラ

皆さんこんばんは。ブラインドタッチに挑戦中の穂積尚子(仙台二華高校)です。
 
こちらは長野県にて、私の祖父が代掻きをしていたときに見つけて捕まえてくれたものです。母や祖父は、大人が代掻きをしているときに捕まえては遊んでいたそう。にしても、大きな顎です。かまれたら、それは痛かったことと思います。ですがこれはまだ幼虫ですね。この写真のオケラは全長二センチあるかないかくらいでしたが、成長すると3センチ、大きいものは5センチになるものもあるそうです。

土中に住むため、手がモグラのように土が掘りやすい形になっています。近年では農薬やら水田の減少などで数が減っているようです。田畑を続けることは難しいし、大変だということは分かっているのですが…このような虫たちのためにも、日本の姿として、いつまでもあってほしいものですね。