東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

キャベツはなぜ丸いのか

2019.07.24仙台市 若林区

宮城県仙台二華高等学校

佐藤謙宙

キャベツはなぜ丸いのか

仙台二華高校二年生 佐藤謙宙です。
よく考えてみるとキャベツは光合成にはかなり非効率な形をしています。
畑に生えているキャベツは大きな葉を持っていますが、普段我々が食べている部分は成長すればするほど内側に丸まっていき、全く光合成できないように思えます。
調べてみると、やはり野生種は葉が開いた形をしていたようですが、品種改良の結果現在の形になったそうです。キャベツの場合、栄養を貯める器官が太い茎(主軸)の芽、つまり私たちが普段食べている部分のため、そこが光合成する必要はないようです。