
2019.08.12薬局
群馬県立高崎女子高等学校石田圭奈
エタノールの濃度
薬局で、濃度の違うエタノールが置かれていました。
エタノールには、ほぼ100%のエタノールである無水エタノールと、エタノールに水を加えた消毒用エタノールがあり、濃度によって殺菌力に違いが生まれるそうです。
エタノールの殺菌力は濃度が70%程度の場合に強力になり、90%以上では弱くなります。
70%で殺菌効果が高くなるのは、エタノールの分子と水の分子の数が1:1となり、しみこむ速度や蒸発する時間が適度になるからです。
濃度が高いと効果が高そうだと思ってしまいがちですが、実は必ずしもそうではないのだと調べて分かりました。