東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

ドラゴンフルーツ

2019.09.17自宅

岩手県立盛岡第三高等学校

鳥海真歩

ドラゴンフルーツ

 ドラゴンフルーツとはサボテン科の果物です。皮の部分が龍のうろこに似ていることからドラゴンといわれているそうです。多く市場に出回っているのは身が白い色をしているものが多いですがなかには身がピンクなどのものもあります。また、白い身のものほどではありませんが実が赤いものもよく見ると思います。なぜ実が赤いのでしょうか?それは、ベタシアニンといわれる強い抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれているからだそうです。また、食べた時にあまり甘みがしなくおいしくないと思うかもしれませんがこれは甘味の感じ方が弱いブドウ糖が主成分だからだそうです。色や甘みは育てられた環境ではなく科学的原因が関係していることがわかりました。他にはどのようなものが科学的原因のよって決められているのか気になります。
 また、このドラゴンフルーツの花と月下美人の花はすごく似ているそうです。これは原産地が同じということが原因なのでしょうか?調べてみようと思います。