東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

イカ

2019.10.19仙台市

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

イカ

皆さんこんにちは。食欲の秋に便乗している穂積尚子です。母がつまみにと買ってきたホタルイカを食べました。大きいものでも手のひらに収まるくらいの大きさしかありません。生でも臭みが少ないので、とても食べやすかったです。また、硬い骨もないので、どんな人でも食べやすいこと間違いありません。

イカは無脊椎動物だし、そもそも軟体動物なので、一般的な魚類にあるような硬くて鋭い骨は存在しません。ではなぜ、イカの外套膜には軟骨が存在しているのか。それはおそらく、イカが水中でも抵抗なく泳げるように、外套膜の形を常に保つ必要があったからではないでしょうか。

新幹線の新しい形も検討され始めているそうですが、どのみち先端にかけて坂道のようになっていることに変わりはないのだとか。抵抗を減らすということは、(超電導でも同じことを言ったような気がしますが)本当に大切なことなんですね。なんたって、エネルギーは循環しませんからね。(生物基礎で最近学習したので、使ってみたかったのです。)