東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和2年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

うめからおめもばっけけじゃ

2021.03.26自宅

岩手県立盛岡第一高等学校

高橋大輝

うめからおめもばっけけじゃ

こんにちは。盛岡第一高校2年高橋大輝です。
 本州で最も寒いといっても過言ではないこの岩手の地にも春が訪れています。最近は最高気温が15℃を超えることもしばしばあり、春のにおいを感じます。それとともに家の裏のスギ林から飛んでくる大量の花粉ちゃんを体いっぱいに浴びて鼻や目だけでなく全身かゆい感じがします。
 春といえばふきのとうですよね。茶色や深い緑に覆われる草地にポンと明るい黄緑色の顔を出すふきのとうは春の温かい太陽のようです(直喩)。やっぱり天ぷらにするのが私はすきですね。写真のような開いたふきのとうは苦すぎて食べられませんが、地中から出てきたばかりのふきのとうを天ぷらにすると程よい苦みと香りが広がります。ばっけみそもおいしいですよね。あ、ふきのとうを「ばっけ」ということがあります。ご飯のお供として是非食べてみてほしいです。
 これからふきのとうが旬になるのは北海道ぐらいなものですが、春の味覚を一度は食べてみてほしいです。
 ちなみにタイトルですが、「おいしいからあなたもふきのとうを食べてみて」を東北風にしたものです。一発で分かったあなたはすごい(語彙力)。