東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和3年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

カモかも?

2021.07.14宮城県

宮城県仙台二華高等学校

石川結愛

カモかも?

通学中に通りがかったマンションの駐車場にいたカルガモです。
とても可愛らしいカルガモでした。

私は今まで鳥にそこまで興味を持たなかったのですが、これを機に鳥の図鑑を買ってしまいました。

日本にいるカモは冬鳥がほとんどで、夏に見られることは少ないですが、カルガモは東アジアや南アジアに住んでいて、日本では留鳥だと知りました。日本に一年中生息しているカモはカルガモだけです。くちばしの先が黄色いのが特徴です。
街の道路でカルガモが歩いている様子など、毎年ニュース等で話題になることもあります。
4月〜7月までは繁殖期なのだそうですが…このカモは独り身ですね。他のカモと違って、カルガモはオスとメスで体の色がほとんど変わらないので、この写真からはあまり見分けはつきません。あくまで私の予想ですが、背中の羽の白い縁取りが大きく見えるのと、全体的に色が茶色っぽくて淡く見えることから、メスではないかなと思います。

また、「カモは水辺にいる」というイメージを以前は持っていたので、陸に生息するカモを見ただけでも驚き、興味を持ちました。
ちなみにこのカモ、鳴き声も発さずに微動だにしなかったのですが、その行動の意味も知りたいと思っています。
今後もカルガモについて詳しく知りたいです。