東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【その1】はじめまして(理:藤井和樹)

2015年10月 8日 (木)

はじめまして。理学部1年生の藤井と申します。これから何度成長報告できるのか、そもそも成長させられるのかが不明ですが、どうぞよろしくお願いします。

冒頭の写真通り、白菜、春菊それからスプラウトとしてアルファルファを育ててみることにしました。並べてみると、同じ種子とはいえ、三者三様、全く異なることがわかります。アルファルファは楕円でやや窪みがあり、色味的にも玄米を小さくしたように見えます。対して春菊は多面体で、鋭角な角が多いです。側面は三日月形や長方形、台形などばらつきがあるようです。押してみるとそれほど固くなく、角が痛いということはなかったです。とんがっている割には軟派な種みたいです。白菜は少しだけゆがんだ球です。表面には光沢があり、滑らかです。転がりやすく写真を撮るときも散らばらないようにひと苦労でした。白い菜なのに種は濃紺なんですね。

アルファルファ。聞きなれない植物ですが、栄養価が高く、南米の湿潤パンパ地帯などで多く栽培され、牛などの飼料として使用されていると高校時代に地理の授業で習いました。牧草の女王とも形容されるらしいです。食べたことはありませんが『牧草の女王』いったいどんな味がするのでしょうか。とても楽しみです。白菜、春菊も楽しみです。白菜は結球させるのが難しいみたいですが、うまくできるかな。アルファルファと春菊でリサーチしてから挑戦してみようかな。。。しかし、このふたつをチョイスするとは、僕はよほど鍋が食べたいみたいですね。明日の晩御飯はお鍋で決まりです。

3つとも今はまだ小さな種ですが、これからどんな風に育っていってくれるかワクワクします。

発芽させてみるのはまた後日。

コメント

理学部・藤井さんへ

遺伝の渡辺でございます。先ほど誰かの記事に物さしと書きましたが、よい例です。できれば、もう少し拡大した写真があれば、goodでしたね。植物種による種子の形態の差異に気がついているのが、すばらしいですね。

また、アルファルファから、南米のパンパの話になっているのも、内容が深まっているかと。色々なことをつなげて、単なる観察に終わらず、そこから何を考えたのかくこと、大事です。文章量としては、これくらいは書いてほしいというよい例だと思います。他の受講生も参考にして下さい。

わたなべしるす

旧展開ゼミ