東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

[0日目]下準備と下調べ(文:山田佳歩)

2015年10月 9日 (金)

おはようございます。文学部一年の山田佳歩です。

昨日10/8(木)から、いよいよ「展開ゼミ 秋冬野菜を盆栽として育ててみよう」が始まりました。

文系学部であること、野菜の栽培を小学生以来経験していないことなど...野菜を育てるにあたりいくつかの不安がありますが、精一杯の愛情を込めて野菜と向き合っていきたいと思っております。また、このブログへの投稿や、中間報告・最終報告の準備や発表を通して、「伝える」「伝わる」文章を書けるように努めていきます。

私個人として、このブログを野菜の育成日記、育成ノートのような形にしていければと考えております。野菜の日々の成長記録はもちろんですが、本やウェブサイトで調べたことをメモしておくことや、野菜を育てる上で生じた疑問や問題を、自分なりに調べてみて分かったことと照らし合わせて解決の糸口を探る...といったことにも頑張って取り組んでいきたいです。(本当に知識がないので、そんなことも分からないのか、と思われてしまうことが多いかもしれません...)


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早速昨日のガイダンスで配布物がありました。

  • 五号鉢 1個
  • 栽培用の土
  • 透明コップ 1個
  • 野菜種 2種
  • 芽出し用シャーレ(ろ紙つき) 1個
  • 鉢用の名札 2枚
  • 化学肥料 一袋
  • 鉢底網 2枚

まずこの段階で1つ気になることがありました。鉢底網はどのような役割を果たすのか?ということです。

早速調べてみました。鉢底網は「水遣りの時に鉢の中の土が流れないようにする意味もありますし、害虫が鉢本から侵入しないようにする意味もあります」とのことです。(ガーデニングお役立ち情報サイトより) 土の流出を防ぐためというイメージはあったのですが、虫の侵入を防ぐ目的というのは盲点でした。...これは知っていて当たり前だよ!と思われてしまうかもしれませんが、ちょっとした疑問でも調べるようにしていきたいです...すみません...。


次に、育てる野菜について。

私はハツカダイコン(カラフルファイブ)カイワレダイコンを育てていくことにしました。目的としては、部屋に緑が欲しい!というのと、やはり自分で作った野菜を食べてみたい!というのがメインになります。特にハツカダイコンに関しては、上手く出来上がったらピクルスにしてみたいです。頑張ります!

早速今朝、種を蒔こう!と意気込んだのですが、調べを進めていくうちに発見したことが...。

  • カイワレダイコンは種子を蒔く前に、水に5~6時間つけておく。多くの種は給水することで覚醒し、酵素反応によってずっと止まっていた成長がスタートする。(リカバンク)
  • ラディッシュの種は嫌光性。光を遮断しないと発芽しないので、きちんと10mm程度土をかぶせましょう。(ペタDeco工房)

とのことです。

1つ目の野菜、カイワレダイコンは、種はまだ蒔かずにひとまず水に浸しました。

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  • 10/9(金)7:00に水に浸す
  • 5~6時間後、12時過ぎに回収する
  • この時かき混ぜても、7個/51個が水に浮かんでしまった。浮かんだものは取り除いたほうがいいのか?沈んだ種のほうが充実したよい種である。(サンズコートガーデニング通信) ・・・(実際に体感してみたいので)スプラウト用のコップの数を増やし、浮いた種と沈んだ種の発芽率の比較をする。

2つ目の野菜、ハツカダイコンは、プランターに直で植えるか・遮光をしつつシャーレで発芽させるかのどちらを選ぶかまだ迷っているので、ひとまずもう少し調べてみます。


今回はまだ種を蒔く段階まで行かず、下調べ・下準備のみとなりましたので[0日目]としました。早く[1日目]に進めるように頑張ります。もう少し道具が必要な気がします。個人的に温度や湿度の記録もつけていきたいので、近いうちに入手したいと思います...。図書館にも足を運びたいと思います。

...そして文章が長くなってしまう癖があるので、これからは簡潔かつ伝わりやすい記事を書くように頑張ります。長くなってしまいすみません。それでは!

コメント

文学部・山田さんへ

遺伝の渡辺でございます。しっかりした文章とこれから何を自分がやろうとしているのか、明確に理解していて、また、わからないことは、しっかりwebなどを使って調べているのが、すごいことです。


何より、この長い文章に感動でした。また、見やすく、線を入れたり、色をつけたり、こうした工夫も「みせる」という観点では大事です。他の受講生も参考にして下さい。

他にそろえるもの、そうですね。しっかり考えて、次の投稿があるのを楽しみにしております。

わたなべしるす


PS. 愛情を持って育てる。とても大事なことです。これは、将来、どんな仕事をするようになっても、それに対しての思い入れがあるのと、ないのとではちがいますので。他の受講生も是非、見習ってほしいですね。

旧展開ゼミ