東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハクサイの発芽と春菊の種まき(農:笹嶋由佳)

2015年10月12日 (月)

昨日は投稿できなかったので、昨日観察した分も含めて報告します。

まず、昨日気づいた変化ですが、なんと一日でミニハクサイの種子が発芽していました。はやいですね、、こちらの種も、まく前は2mmほどだったのが、4mmほどにまで膨らんでおり、水を与えるという刺激で発芽のプロセスがスタートしたのですね。鉢植えの土にうつしかえました。軽く土をかぶせ、上から水をかけます。最初のうちは、土が乾燥しないように、との事だったので、きをつけようと思います。

茶色いうつわに入っているのは水に約24時間浸した豆苗です。水からだし、この容器に移しました。先にまいた、水に浸していない種子と同じくらいの大きさにまでふくれました。

2015.10.11 

栽培日数 豆苗3日 ハクサイ2日 春菊0日

そして、今日、10月12日についてですが、

今日は春菊の種まきをしました。春菊の種は豆苗やハクサイとちがって、かなりふぞろいな形です。直径は2mmほど。

20151012180218-4237733d1ef4c35149d3a49e53f35d3ac7208dfb.JPGまた、おそく蒔いた豆苗も発芽しました。くらべても、おおきさはあまり変わりません。先にまいた、透明カップに入っているほうが、すこし根(もしくは芽?)の先端部が薄い茶色に色づいているように見えます。

20151012180446-d264761f28161409ca822c0444f4fbcb02633a28.JPG豆苗は、1つの豆から2つのしろい物体がでています。片方が根で、もう一方が根になるのではないでしょうか。ともかく、順調に育ってくれてなによりです。

2015.10.12  晴れ 最高23 最低14 

栽培日数 豆苗4日 ハクサイ3日 春菊1日

コメント

農学部・笹嶋さんへ

遺伝の渡辺でございます。ハクサイの吸水前と吸水後の直径の違いを計測しているのは、大事です。niceです。そうした違いをたくさん見つけて、観察して下さい。

シュンギクというくらいなので「キク科」の作物です。キク科は、いろいろあり、例えば、ヒマワリとか、種の大きさがちがうのは、花のどの位置で種が生長するか、中心部か、周辺部かでもちがうように思います。屋外には、ちょうど、キク科が結実しています。片平キャンパスにも、雨宮キャンパスにもあると思います。雑草として、種子の大きさが結構ちがうのを観察してみて下さい。

豆苗はよい感じではないでしょうか。少し水が濁っているように見えるのは気のせいであれば、OKだと思います。

わたなべしるす

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