東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

レッドキャベツの栽培を開始!(経:茂木良太)

2015年10月14日 (水)

こんばんは。経済学部2年の茂木です。

今日は、レッドキャベツのスプラウト栽培を開始しました。

まず、種の観察です。

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写真からわかる通り、直径数ミリととても小さいことがわかります。ほぼ球状の形をしていて、床に落としてしまうと一見ゴミと間違ってしまうような形をしています(それほど小さいということです)。色は茶色で10円玉似た対色をしています。

オリエンテーションでいただいたプラスチックのコップの底に、自宅にあるキッチンペーパー湿らせたものを敷いて準備は完了です。そのキッチンペーパーの上にレッドキャベツの種を15粒播きました。オリエンテーションでの資料にもある通り、種が重ならないように気を付けました。


種を播いた後は、コップを暗いところに置きました。この暗いところを探すのがなかなか難しかったです。たまたま家の中に眠っていた靴の空き箱があったのでその中に置くことにしました。

20151014223327-bcff68175e553b4e7135a0e6e6c56f9ecca2c60b.JPGレッドキャベツの栽培を準備している時に、小学校の時の夏休みの自由研究でカイワレ大根を育てたのを思い出しました。その時も、水の量が足りなかったり、光に当ててしまうとうまく育ちませんでした。そういった意味では、鉢や屋外で育てる植物よりも世話が大変だと思います。その分、成長も早いのでしっかり観察していきたいです。


一方、現在のベビーリーフです。

レッドリーフレタスの種子も発芽して鉢に植え替えました。

そして、ルッコラとリーフレタスの芽が土の中から出てきました。写真の中でハート形の葉がルッコラで、楕円形の葉がリーフレタスです。リーフレタスの種類は前回の記事でも記載したとおり、この状態では判断できないです。現在見えている葉は子葉であるので、今後生えてくる本葉の形を実際に見て判断したいと思います。

20151014224918-5742e010075fdf343ed3ab99c5df0ded198a5b42.JPGルッコラ(背丈:2.1cm)

20151014225022-6f04764eafdf937f9c10624ad97eb9019cdfb654.JPGリーフレタス(背丈1.7cm)

今までは部屋の中で育てていました。ですが、これまでの理科や生物の授業で学習したとおり、植物の生育には日光に当てることが重要です。そのため、晴れた日には鉢を外に置いて日光に当てたり、通気が良くなるように心がけていきます。

コメント

茂木さんへ

こんにちは、ラボスタッフ増子です。このたび、展開ゼミのお手伝いをさせて頂く事になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

レッドキャベツスプラウトの栽培を開始されたとのこと、是非楽しんで栽培して下さい。種は茶色をしていますが、それがアブラナ科本来の種子の色です。スプラウト用の種子は、周りに農薬がかかっていません。今回、キャベツやハクサイを育ててらっしゃる方も多いと思いますが、スプラウト用でないこれらの種は、育苗初期にかかる病気(カビや細菌由来)を防除するため、予め農薬が塗布されています。ギンギラギンなこの種子は、ハクサイです。

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さて、スプラウト類は仰る通り、水管理が大事です。芽出しまでは、サランラップ等をふんわり被せておくなどすると、乾かないです。以下は去年の私のブロッコリスプラウトです。このまま温かい室内(20℃以上)の引きだしで芽出しさせ、その後、サランラップを取って暗所においておきました。水は1日1回取り変えました(時々忘れましたが^^;)。

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また、種子はもうちょっと沢山蒔いても大丈夫。どっさり蒔いた方がスプラウトたちがお互い支え合って安定します。ご参考まで!

ベビーリーフは良い感じですね!これから日光に沢山当てれば、もっとしっかりし、本葉も出て、よりどの植物か区別がつくと思います。近接して芽が出てきたものは、いずれ間引きしなくてはいけませんが、間引き菜も美味しく頂けると思います。水管理に気を付けて、ぜひ栽培楽しんでください!

旧展開ゼミ