東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

(工:畠山勇二)

2015年11月18日 (水)

お疲れ様です。工学部の畠山です。 自分の確認不足で締め切りぎりぎりになってしまいました。申し訳ございません。中間報告のブログ、参加したいと思います。 これまで約1か月半、展開ゼミを通じて、野菜の育成を行ってきました。まだまだ野菜は成長途中ですが、これまで野菜を育ててきたことで学んだことや育成方法などを中間報告としてまとめたいと思います。 1 野菜の育成を通じて驚いたこと これまで野菜を育ててきて、驚いたことは、野菜の育成の速さです。 20151119085207-0c3a16a13fd1472a512fadd9ab9948ff239e6dd2.jpg 20151119085340-d49402a87aa40c959cee44ceff7f072a3663d96d.jpg 20151119085517-fcc077b7dde9282a0984b6bbf8b75a6da5b3e54f.jpg 20151119085649-f7a92573652218e70653bcc1124f357bad4531f8.jpg 白菜の例です。これまでの1か月半で、種の状態から、発芽し、双葉が出て、本葉が育ち、2 枚目が出てくるまでに成長しました。 20151119085927-92e90de90c572ffe11fed7443d138aae8d9a880c.jpg 20151119090040-de93a6b4a1aea631785e1d7248896c5b8916cfa8.jpg 20151119090040-de93a6b4a1aea631785e1d7248896c5b8916cfa8.jpg 20151119090258-62d8c72d6c7e6ba8bc2de1d639815c10f7104eda.jpg 豆苗に関しては、種を水につけ始めてから、収穫できる状態になるまで、9日しかかかりませんでした。今まで野菜を育てたことがなかったため、ここまで成長するということには驚きました。 20151119120326-6692ec40c1eafa6d28f442377cf2a63d9410425a.jpg 3種類の野菜、それぞれ育ち方が異なっていたのは、驚きよりも興味をもちました。それぞれの状態をスケッチしてみました。状態をスケッチすることで、より細かに物事を見られるということは以前から言われ続けてきましたが、それを実感することも出来ました。 また、手入れの状態によって育ち方が大きく変わってくるという、植物の繊細さにも驚きました。私の場合、白菜とねぎを同じ環境で育てていましたが、育ち方には大きく差が出ており、現在ネギに苦戦中です。その根底には、光の強さ、水の与える量、肥料の頻度等が関わってきます。これらによって育成がうまくいくか苦戦するかに影響くるという部分が、普段何気なく光を浴びて水を摂取している私たちですが、植物に関してはもっと繊細に、気を使っていかなければいけないということを実感しました。 2 他の方のブログを見て http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/2015/11/05231502.php 経済学部、森さんのブログです。自分と同じ白菜を育てています。森さんの写真を見て、自分が育てている白菜との大きさの違いについて驚きました。もう球状になりかけようとしているところも自分と比較しても大きく異なります。育て方に違いがあると感じ、ブログの内容を見させていただきました。 http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/2015/11/03130500.php まず、同じ大きさの鉢ですが、間引きした状態で、森さんは 1本、私は3本残しています。あの大きさの鉢であれば、やはり1本の方が大きく育つであろうと考えます。他にも、森さんの場合は野菜と向き合い、その野菜の状態に対して光であったり水であったりが多い、足りないということを意識して、それに見合った生育をしているというのが随所に見られました。自分は、コメントで指摘していただいたりすることを実践していることが多く、自分から観察して行動するという部分が足りなかったとブログを見て思いました。 http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/2015/10/28222245.php また、工学部の大和田さんのブログの、豆苗の2回目の収穫の記事ですが、市販のものと栽培の物を同じノートの上で比較するという点が、視覚的にも違いがとても見やすかったです。これは、大和田さんのみでなくやっている方が多いのですが、植物に定規を当てたり、長さを測定したりなどして、見た目だけでなく実際的に成長しているということを分かるには効果的であると思いました。 3 コメントについて http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/2015/11/12234314.php http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/as-vegetable/2015/11/02225031.php コメントに関しては、私は野菜を育てた経験がなかったため、一つ一つのアドバイスがとても参考になりました。追肥の頻度のことや、土寄せを行った方がよい、光が足りない、水を与えすぎである、といったことなど、一見自分では判断しづらいところなどをアドバイスしていただいたので、自分としても生育するための必要なことを学ぶことができました。最終報告に向けて、また、今後野菜を育てることもあると思うので、これまでいただいたアドバイスも自分の経験として活かして、もっと自分でも判断できるようになっていきたいと思います。 4 最終発表に向けて 現在、自分はネギに苦戦しています。支柱を立てて倒れないようにしています。ただ、つまようじではあまり高さが出ていないのでそこは検討したいです。そういった観察力や洞察力を鍛えることの必要さを学んでいます。今までの生育は、アドバイスで指摘していただいたことをもとに改善していくという、どちらかと言えば受動的なものでありました。ですが、 2番でも言ったように、主体的にもっとこうした方がよく育つということも考えている人もいるので、自分ももっと観察力や知識を高める努力をしていきたいと思いました。 ブログに関しても、周りの人の、分かりやすい部分やこうした方が効果的だという部分は自分のブログにも取り入れていきたいと思いました。 今まで野菜を育ててみて、また、豆苗を収穫してみて、改めて食に対するありがたさ、スーパーで買うだけでは分からないような、育てることへの楽しさなども、この展開ゼミを通じて実感しました。今感じることのできた感情を忘れることなく、もっとブログで伝えるということの質の点も意識して情報を発信していきたいと思いました。今後もよろしくお願いいたします。

コメント

工学部・畠山さん

遺伝の渡辺でございます。中間報告、拝見しました。皆さん、この時期、忙しかったのでしょうか。13日の金曜日からopenにしてあったので、もう少し早く、皆さん書くのではと思っていたのですが、最初の書き始めもずいぶん早かったですし、たくさんの記事を投稿していた方もいましたので。

さて、渡辺からのコメントです。植物の不思議を写真を交えて、よくとらえていると思います。また、写真でなくて、自分でスケッチしてみること。これはとても大事です。写真だととれば、なんとなくわかった気分になりますが、書いてみると、なにがどうなっているかわからないとかけないので。是非、次から、もう少し大きく表示してみてはどうでしょうか。文章もしっかりと書けていて、この1ヶ月の講義での修行の賜物ではないかと思います。

少し残念な点は、写真を入れる位置を、考えてみて下さい。これは、他の受講生にもコメントしたことがあります。その点は、少し読みにくいと思いました。あと、改行をどうするか、これも少し工夫が必要ですね。それぞれの項目毎に改行をして、読みやすくする、それも大事なことです。あと、linkには、linkを入れて、すぐにそこに行けるようにして上げて下さい。他の受講生はきちんとしていると思いますので。

これからのことをしっかり実行して、次の最終発表までにより多くのことを記事にして投稿して下さい。楽しみにしておりますので。

わたなべしるす

PS. 大事なことを失念していました。タイトルは忘れずつけましょう。

旧展開ゼミ