東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハツカダイコン(農:竹本貴世子)

2016年1月11日 (月)

 あけましておめでとうございます。お久しぶりです。生きています。竹本です。昨年パソコンが壊れ、修理に出していました。復活して戻ってきたのですが、パソコンのデータがすべて消えてしまいました。怠惰な私はバックアップを取っていなかったため、写真がありません。前までは携帯電話のカメラ機能を使っていたのですが、統一感のある写真を撮ろうとパソコンのカメラ機能を使っていたからです。報告すべき写真がないことをお詫びします。本当に申し訳ありません。反省しています。写真はありませんが、今日はハツカダイコンの報告をします。


ハツカダイコン

結論から言うと収穫しました。なぜ、収穫しようと思ったかというと、やや小さいながら株元が食べられそうなくらいに成長したからという理由もあります。直径約1cmです。インターネットでは2cmを過ぎたらと書かれていました。やや時期尚早だと思います。しかし、このところどんどん元気がなくなっているという理由と、帰省するからという理由が大きいです。葉の色がどんどん黄色っぽくなり、株元の色がどんどん紫がかってきています。インターネットで調べたところ、考えられる原因として

1、肥料やけ

2、水不足

3、害虫

が考えられます。1については肥料やけが起こらないようにと株から離して少しだけにしてあるので、これは考えにくいです。2についても、手で触って乾いたなと感じたらあげるようにしていました。2~3日に1度のペースです。もしかしたら不足しているのかもしれないと思い、増やしてみましたが、回復する兆しは見えません。3についてもこの寒い時期では考えにくいと思います。いっそ植物たちも一緒に帰省しようかと考えたのですが、今回は飛行機で帰るので厳しいです。このままほっとくと危険だと判断し、どうしても目を離したくないのでやはり食べてしまおうと考え、収穫を決意しました。

食べる前に自分のハツカダイコンとスーパーで買ってきたハツカダイコンを比べました。葉は、自分のハツカダイコンは黄色っぽいのに対し、お手本のハツカダイコンはしっかりとした緑色です。ダイコン部分の色も、自分のハツカダイコンはやや暗い紫色、一方お手本は鮮やかな赤色です。パッと見ただけでもうちのは元気がないなあという印象です。それでも、食べられるまで成長したことに感動です。また、大きさも圧倒的にお手本の方が大きいです。具体的には、お手本は直径約2cm、自分のは直径約1cmです。形はきれいな球形ではなく、やや楕円形をしています。

今回はさっとお湯に通して、ドレッシングでいただきました。それでは、実食です。葉の味はどちらも同じに感じました。ハツカダイコンらしい味です。しかし、食感はお手本のほうがシャキッとしていました。うちの方が採れたてのはずなのに残念です。やはり、葉の色が黄色いことに原因があるのでしょうか。次に、ダイコンの方の味はお手本よりもやや青臭いと感じました。なぜ、青臭いのか原因はいまいちよく分かりません。元気がないことと関係があるのでしょうか。

コメント

農学部・竹本さん

 遺伝の渡辺でございます。ずいぶんご無沙汰していたので、どうなったのか気になっていましたが、投稿が止まっていた原因がわかり、こちらも少しほっとしました。パソコン、大変ですね。渡辺もdataをどうやって保存するか。貴重であれば、外付けのHDなど、数ヶ所に同じものを保存しておいて。などやります。これを機会に、是非、そんなことを考えるヒントになれば。

 投稿の最初の写真というか、図版だったのが、びっくりでした。というか、こんな困ったとき、niceなideaですね。考えましたね。ピンチの時に考えること。大事ですから。

 しゃきしゃき感が少ないのは、何かの原因で、生長阻害が起きていて、その結果、少ししおれ気味と言うことではないでしょうか。そんな風に見えなかったでしょうか。dataがないので、改めて、考えて、次の投稿の時にでも。。。次を期待しています。

 わたなべしるす

旧展開ゼミ