東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

成長の報告(工:田村秀人)

2017年12月19日 (火)

こんにちは雪国生まれにして仙台の寒さに震えている工学部田村です。

少し間が空いたので全体的な成長を報告したいと思います。

ハクサイ

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葉の枚数が鉢のほうで13枚、牛乳パックのほうで11枚になりました。どちらも鉢からはみ出しています。しかし、まだ見てわかる通り鉢と牛乳パックでは成長に大きく差が出ています。植え替えによるダメージがここまで大きいとは思いませんでした。

ロマネスコ

20171219095749-90c5adad9d9afd71181b5f87ba791cb6249ffd4d.jpg葉の枚数が鉢のほうで10枚、牛乳パックのほうで9枚、高さが順番に13センチ、12センチです。

ロマネスコは鉢と牛乳パックの成長の差が縮まってきているように感じます。


室内で栽培しているのですが温度は朝と夜温度計を見ますが大体13度前後で安定しています。夜はエアコンをつけてしまいますが、栽培スペースと部屋をカーテンで仕切り、暖気が栽培スペースのほうに行かないようにしています。

また、そろそろ帰省の時期なので帰省中の対策も考えていきたいです。

コメント

田村さんこんにちは。

 先ずはタイトル、う~ん、ストレートです。関西人なら、そのまんまやないか、とツッコミ入りますね。

 それから、新発田より仙台は寒いと思います。日照はあるかもしれませんが、湿度は仙台の方が低く、温度もわずか低めだと思います。

 それにしても夜エアコンをつけたままなのでしょうか。確かに暖房費はかかりますがその分風邪を引きにくければよいとは思います。しかしながら湿度はかなり低くなりますので、喉を守る対策はしっかり立てて下さい。そのせいか、朝に室内気温が13℃とは高いですね。部屋の作りがしっかりと(コンクリート?)しているのでしょうか。

 今回の報告で植物が元気な様子が分かりました。いい感じですね。

 ただ、牛乳パックの方が移植のダメージを引きずっているのかどうかは分かりません。特にハクサイは根張りがいい作物です。株全体の大きさがこれくらいになっているということは、根はもはやかなりキチキチだと思います。追肥の時など掘ってみれば掘りにくいほどでしょう。牛乳パックの方が植木鉢より土の容量が少ないですので、影響があってもおかしくありません。

 盆栽などは土の量を減らすことで根を制限し、植物がそれに合わせて地上部の成長を止めるという作用を利用したものです。もっとも、この場合で断言できないのは、鉢の材質、移植の影響など不確定要素が入ってくるので仕方ないですね。

 ちなみに昨今では料理界でスイーツ男子が流行です。そういや手芸界でニット王子というのもありますね。さてそこで、次にはBONSAI男子というのが流行るのではないかと・・いや流行らない(反語)

 帰省時どうするか、他の人のコメントにも書いていますし、せっかく去年の記録もありますので参照してみて下さい。

 ではまた、アップお待ちしています。

 ラボスタッフ・オガタ


工学部・田村さん

 おはようございます、遺伝の渡辺でございます。もう少し早くコメントをと思っていたのですが、色々な案件があって、遅くなりました。ラボスタッフのオガタくんとも話をしていたのですが、室内での栽培で、ここまでしっかりした植物に管理できているのが、ある種の感動でした。ハクサイも中心部分が結球し始めていますし、ロマネスコの茎がしっかりしていることが驚きでした。このままもちろん、室内での栽培もありですが、早めのタイミングで、外での栽培に切り替える方がよいと思います。1つは、ロマネスコの花蕾の形成には、一定の低温が連続して必要です。植物体は大きくなるかも知れないですが、花蕾が形成されないと、せっかくのロマネスコが。。室内の気温が13oCくらいとあるので、ギリギリの低温かも知れないですが、。。年末年始の休みをはさみますので、その当たりで考えて、工夫してみて下さい。あとは、ラボスタッフのオガタくんがコメントしてくれたとおりですので。くれぐれも、空調をつけすぎて、風邪を引かないように。ですね。


 わたなべしるす