6.芋虫うようよ(37・42・47日目)(薬:松木優佳)
2019年11月22日 (金)

ちなみに学祭ではゴスペルの発表をしていました。ドイツソーセージ美味しかったです。あとロシアンたこ焼きとかみどりむしたい焼きとか揚げたいやきとか...食べ物ばかりだなあ
さて今回は37日目~47日目についてになります。
~今回の内容~
①観察記録
・虫いる?(37日目)
・やっぱ虫いる(42日目)
・ふあふあミックス回収(47日目)
・一方そのころ屋内パクチーは...
②気づいたこと
④感想
①観察記録
虫いる?(37日目)
○場所 11月11日(月) 8:07 10.6℃ 湿度52%
タイトル:「そういやしばらく(暫くどころじゃない)写真撮ってる記憶ないから出先に撮って行こう、あれ?虫いる?まあ虫出るかもしれないとは思ってたよなあ...あとでなんとかして記事書こう」
3・4番目の本葉もいつの間に出てきて大きくなっていました。申し訳程度に定規おいてますが、これだと葉っぱの全長測れないです。大きい方が大体5cmぐらいでしょうか。食べられてるのは黒キャベツじゃない方のやつなので、ますます放置される原因になったかもしれません。
パクチーです。相変わらず左に寄ってます。未だに子葉に殻がついてます。無類に外すものでもないのかもしれません。
「いつの間にもっさもさだな...収穫した方がいいかな?」
と思ってました。虫喰いには気づいていません。初回の収穫時と比べて葉が大きくなり、ようやく4種類の違いがはっきりしてきました。前回は収穫が早すぎたのかもしれません。
芋虫うようよ(42日目)
○外 11月15日(金) 16:22 15.1℃ 湿度34%
気温も湿度も先月とは大違いだなあと今更気づきました。
「黒キャベツの間引きしないとまずいなあ」
と思っていました。この時は忙しかったので何もせず。
母親によって捕獲された虫です。もはや自己管理できていない...。というか冬にこのタイプの虫が発生するんですね。
ふあふあミックス回収(47日目)
○場所 11月20日(水) 15:26 10.5℃ 湿度34%
ようやく時間ができたのでふあふあミックスの収穫、もとい回収です。以下生育(被害)状況になります。
この画像だと葉のサイズ測れていませんが、大きいものが6cm程度ありました。黒キャベツの鉢に混入していた小松菜は虫害を受けていましたが、黒キャベツはダメージなしです。この後間引きしました。
パクチーは成長が遅いと思っていましたが、確実に成長しています。本葉のサイズはなんとか2cmを達成しました。ここから伸びれるでしょうか。虫害はなしです。まだ小さいのと小さくてもコリアンダーだったのが助かった所以でしょうか。
もっさもさです。だいたいが虫害を受けています。
赤丸のところが食べられています。小松菜と丸葉山東菜がたくさん食べられているのに対し、春播山東菜だけ無傷です。やはり辛いのが効いているのでしょうか。こうしてみると山東菜は色が薄いという共通点がありますね。
収穫跡地は虫の死骸を回収し、適当にかき混ぜてふあふあミックスの種をまた撒いておきました。本来追肥したほうがいいのかもしれないのですが、全く他の記事を見れていないので、発芽してからでも大丈夫かなと思っています。
一方そのころ屋内パクチーは...
発育不良もいいところです。生命力が少しでもない個体は枯れていっています。というか中央が強すぎるような。子葉の色が明らかに黄緑なのでそもそもあまり光合成出来ていなさそうです。外のパクチーすら日照不足気味なので無理があったかなと思いつつ、ここでどこまでやれるかやってみるというのが主旨なので外に移動するつもりはありません。
一応中央の個体だけ 本葉が伸びてきています。
②気づいたこと
思ったより自室の日当たりがよくないということに気が付きました。直射日光が入るのは日の出直後ぐらいで、後は角度の問題で鉢の場所には届きません。そして、日の出直後は爆睡中で、カーテンは閉まっています。早起きできていれば、また変わったのかどうなのか気になるところですが、外のパクチーも日照不足気味であることを鑑みると対して変わらなかったのかなと思いました。
④感想
サボると植物はちゃんと気づくということがわかりました。パクチーは他よりかなり繊細ですし、ふあふあミックスは虫の好物だったようです。何かを育てている以上毎日チェックしないといけないと実感しました。(字数:1710)
サボると植物はちゃんと気づくということがわかりました。パクチーは他よりかなり繊細ですし、ふあふあミックスは虫の好物だったようです。何かを育てている以上毎日チェックしないといけないと実感しました。また、屋内パクチーですが、
コメント
松木さんこんにちは
連投2つ目ですね。
さて学祭、食べ物をできる限り食っておくのもいいことです。まあ、単価は安いので。しかしドイツソーセージはいいとして、他のは...... お祭りですからできるだけ変わったものを食べるのがいいですね(味は保証できない)。例年外は寒い時期ですからそれなりの食べ物の方がいいようです。
学祭も昔から比べてずいぶん変わりました。昔はヲタ率50%以上だったのですが...... 今はコスプレとかなんとか、華やかになりました。ミス東北大がいつのまにか隠し芸大会になりました。ちょっと名の売れない芸人が来るところは変わっていませんが。私は数年前まで、いつも娘と吹奏楽喫茶とか、鉄道研究会とか、ロボットとか、地学部とか、アニメ研とか見たものです。
さてこの報告では先ず黒キャベツですが、ゆっくりと成長していていいですね。
パクチーは成長が遅いもので、当研究室のも大体同じような感じです。この栽培は当方も初めてで耐寒性は分からないのですが様子を見ていきます。セリ科なので弱くはないと想像しますが元々亜熱帯地域の香辛料ですから。
今回の報告の主眼は虫害ですか。先ず同じ鉢でも被害の程度が違う、これは面白いですね。虫への抵抗性、忌避させる強弱、あるいは食性のほんの微妙な違いが影響したんでしょうね。辛さに思い至ったのは良いことです。本来植物にとって、そういう物質の生産は負担でしかないはずなのにわざわざそうしているには意味があるはずです。食害に抵抗するためですね。まあ、虫のほうでもそれに合わせて進化して「タデ食う虫も好き好き」だったりしますが。
食害をした虫の種類がちょっと判然としないのですが、ヨトウガかもしれません。これは虫にしては広範囲な植物を食べるものです。
そういえば大半の虫は、特定の種類の植物しか食べないという食性を持っています。どんな葉っぱでも食える方が生存に有利じゃないかとも思えるのですが、実はそうでもないのですね。種の住み分け戦略というもので。それを知ったのは今さらながらのつい先週のことで、高校生物の図説に進化仮説について色々書かれていたのを見て気付きました。今でも自分に足らない知識は一杯あるものです。ついでながら今の図説にはかなりの情報量があるもので、とても面白いものです。今の高校生は幸せですね(試験の範囲は広くなりますが)。私の時代にはその1/3もない情報量で、面白くて何度も見たものですが足りなさ過ぎでした。
さてふあふあミックスはまたそのまま種子を蒔くという豪快なチャレンジです。いや、それでいいと思います。寒くなりますし、プランターですのでポリ袋かラップで温室化するのも簡単かと思います。
本来は、土に有機質を足したり(微量成分の追加、土の物理特性の改善の効果)、残根を取ったりするものです。それと嫌地性(同じ土で同じ作物を続けて作らない方がいい)を考えたりもしますが、幸いなことに山東菜などは嫌地性がなくはないのですがそれほど強くありません。今回はこれでいいでしょう。
屋内ものは予想通りです。パクチーは余計にそうなるものみたいですね。キャベツなどよりも光を要求するものだったんでしょうか。
さて次の展開も楽しみにお待ちします。関係ないですがサボるというのはフランス語のサボタージュから来ているのも面白いですね。サボるはまだ普通に使われていますが、アベックなどというフランス語は死語に近いです。
ラボスタッフ・オガタ