東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

初回の挨拶と種まき(医:大和田共笑)

2022年10月19日 (水)

はじまして、医学部保健学科看護学専攻1年生の大和田共笑です。仙台生まれ仙台育ちで、仙台二高出身です。サークルは、医学部バスケのプレーヤーと医学部ハンドのマネージャーをしています。タイトルの下の写真は、今年の夏に友達と京都に行った時に撮ったものです。看護4人組で行ったのですが、この4人が全員この講義を受講しています。果たして全員で終われるのか...。この講義を受けようと思ったきっかけは、履修登録の際に渡辺先生の名前を見つけたからです。渡辺先生は、私が小学生の時に何度も課外講習に来ていただいていたので、今回ご縁を感じて受講することにしました。しかし、植物を育てることには不安しかないので、詳しい方は何か教えてください文章力だけでなく植物栽培についても知識を得たいと思います。4ヶ月間ですが、よろしくお願いします!

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まず、私が育てる作物1つ目はカイワレ大根です。カイワレ大根は、水を上げるだけのイメージですが、きっとそれすらもちゃんと育てられるか不安です。2種間程度で収穫までいくらしいので、成長の過程を見逃さないようにこまめに観察していきたいと思います。もし、収穫できたら、サラダにのせて食べたいです。

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2つ目は、小カブ(雪あかり)です。カブは、小さい方の鉢植えで育てようと思っています。カブを選んだのは、カブが単純に野菜として好きだからです。ぜひ、味噌汁にして食べたいのですが、大きい作物を育てるのは難しいそうです、その日は来るのでしょうか。

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3つ目は、ブロッコリーです。これは、大きい鉢植えで育てようと思っています。ブロッコリーを選んだのは、スーパーで見かける見た目にまで成長する過程が気になったからです。その過程が見られる程度まで、ちゃんと育てたいと思います。

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1012日、種まきをしました。2つのシャーレには、ろ紙をひいてそれぞれブロッコリーの種約20粒と小カブの種5粒を入れ、3mm程度水を注ぎ蓋をしました。振り返ると、種同士の間隔を均等にすればよかったと思いました。カイワレ大根は、用意されたカップにキッチンペーパーを湿らせて敷いて、その上に種を置きました。そして、この3つの上に箱をかぶせて光を遮断しました。また、が出てきたときのために霧吹きを用意しました。

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水を察知したのか、家に帰ると皮の部分がむけている種がありました。ブロッコリーの種です。数時間で変化があり、植物の生命力を感じました。初回の記事の投稿が遅れてしまい、とても反省しています。次回以降は、週末ごとに投稿していきたいと考えています。次回は発芽の様子と鉢植えへの植え替えについて書きたいと思います。拙い文章になりますが、これからよろしくお願いします。

コメント

医学部・大和田さん

渡辺との小学校の時の出前授業のことを記してくれて、ありがとうございます。夜中、不思議な縁でつながっていますので。頑張って下さい。何を栽培するのか、何をしたいのか、明確ですね。長い文章を書いている受講生もいます。自分は自分でなく、高みを目指して頑張って下さい。

メインのコメントはラボスタッフのオガタさんが担当します。渡辺は受講生全体への1週間ごとのコメント、あるいは、緊急の対応をしますので、すこし返事の時間を頂戴します。


わたなべしるす

PS. タイトルだけ書けば、自動的に所属、名前は出ますので。次回からタイトルのみで大丈夫です。


大和田さんこんにちは

 おおーーー! 二高生ですか! こちらも28年前の卒業生です。

 といっても二高もだいぶ変わり、昔みたいな目茶苦茶なことはないのでしょうね。昔は土足教室であり、床に10円玉を落としたらもはや発見不可能なほど汚れていました。そして生徒だけが占拠している校舎の一角だとか...... 教師の演説がつまらないとピシーコールで降ろさせるとか...... 数え切れないほどアホみたいな文化がありました。

 まあ、二高自体にはそれほど思い入れはないのですが。というのは二高は勝手気ままな個人主義であり、一高のような団結心に乏しいですね。少しは一高のような「濃さ」があってもいいとは思います。それでもたまには二高応援歌を思い出すこともあります。個人的に「桜の花に匂うなる~」が一番好きです。勝利の歌もいいですけれど。みんな揃いも揃って軍歌そのものですね。

 さて、この展開ゼミを四人で受講されたのは素晴らしいですね! 是非リタイヤしないで続けて下さい。

 他にバスケやハンド......かなり忙しそうですが、アクティブですね...... それもいいことです。個人的なことですが、学生時代は「だらだらしているだけでも意味がある」と思います。ボケっとするのもいいことです。医療系というのは学年が上がっていくごとに忙しくなり、どの学年でも一様に「去年は良かった......ノンビリできたのに」と言うものです。

 余談ばかりなのは、今回の記事ではまだ材料の提示が主であり、栽培的には本当にスタートですね。現時点(10/25)ではかなり栽培が進んでいるでしょうか。ブロッコリーとコカブは急がないといけません。気温が急激に下がっていますので、今のうちに生育を進めておかないとリカバーできませんから。特に、今回選ばれたのはどちらも葉を食べる作物ではなく、根か花を食べるものです。ですので、より難易度が高いですね(とはいってもどちらも葉も食べられますから、特に最終まで行かなくても良いのですが......)。逆にミックス種子(ベビーリーフにするもの)やカイワレ(スプラウト)は後回しで構わないのですが、もう播かれていますね。

 内容を見ますと、写真がキレイです。クローズアップを用いて、説明とマッチしているのがポイント高いですね。そう、「説明したいことに写真を合わせる」のが良いのです。

 さあ、次記事は鉢への移植、そして子葉展開なのでしょうか。

 たいていの受講生は水のやり過ぎ、そして日照不足になるものです。それが結果として徒長(茎がか弱く伸びる)になってしまいます。

 そして記事の書き方について、全受講生に言っているのですが、「播種からの日数」と「置き場所や陽当たり、温度などの栽培条件」も書き添えて下さい。それが来年度以降の受講生にとって情報源になります。

 逆に、他の受講生の記事のみならず過年度の受講生の記事も見てみて下さい。失敗の記録など参考になるものがあるはずです。今の段階でもカイワレは、たいていの受講生と同じように種子の密度不足ではないかと思います。

 次記事もお待ちしています。

DSC_1093.JPG 写真はホーマック、どんだけコロコロが多くて一コーナー使ってるんだ......

ラボスタッフ・オガタ