アルファルファの報告 【後半】(素人2号)
2015年10月24日 (土)
素人二号です。【後半】は、アルファルファの緑化と収穫の段階を報告いたします。
暗室栽培終了:2015/10/17(7日目)/室温21℃/根が十分伸びきり、種皮もほとんどが外れたのでここからは照明の下に出し緑化させます。水替え操作は収穫まで同様に続けます。互いに絡まり合い、この種のスプラウトに特徴的な姿をなしてきました。
緑化:2015/10/19(9日目)/室温23℃/だいぶ緑色になってきました。変化は敏速で、照明に当ててから数時間で緑色になりました。
余談ですが、葉緑体の元であるpro-plastidsは暗黒下であろうが子葉の中で分裂を続けて来光に備えています。光が当たればpro-plastids中に葉緑素が素早く合成され、葉緑体へと変化するため、これほど早く緑化したことにもうなずけます。仮に光が当たらず死んでしまうとしても、光に到達できる可能性を最後まで捨てず、このように準備をするというのは植物のしたたかさの一つでもありますね。「備えあれば憂いなし」というより「何が何でも備える」というのが生物の常です。
収穫・調理:2015/10/20(10日目)/緑化も十分に進んだため収穫いたしました。発芽しなかった種子などをなるべく取り除いて、あとは買ってきた野菜と同様、洗って調理するのみです。
調理は簡単にさっと湯通し。ポン酢をかけて食しました。風味はなく食感は水菜のようでしたが、むしろそれが食べやすい。これで栄養が豊富とあれば健康食としてもっと普及して然るべきだと思いました。
コメント
素人2号さん
遺伝の渡辺でございます。darkの状態で栽培して、光が当たる状態にすると、なぜ、急速に緑化するのか、その当たりの解説まで頂き、ありがとうございました。他の受講生には、参考になったと思います。
最後の写真のように、どの様に加工して、食したか。まさに、この展開ゼミがやろうとしているというか、農業だけでなく、その加工、流通まで考えた「六次産業化」がここに完成しているのが、手に取るように、わかります。流通させているわけではないですが、こうやって加工して、例えば、HPで宣伝して、販売を考えればよいので。
他の受講生の方も、加工するとき、是非、このように、加工法なども記すと、他の方の参考になりますので、是非、記事を書くときの参考にして下さい。
わたなべしるす