東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

春菊の収穫(農:笹嶋由佳)

2015年12月27日 (日)

最近はなかなか記事を書くことができていなかったので、たまっていた写真とともにまとめて報告したいと思います。

まずは、春菊の収穫について。種をまいてから、1度も間引きをせずにはや70日以上がたち、上の写真のような様子でした。間引くのではなく、上のほうの葉を摘み取って食べたてみたら、というアドバイスを受け、冷蔵庫のえのきと、仙台麩という名の麩とともに、炒めてみました。

20151227204750-ce8fd84378fbdd9a9044f1f2cd1b1a2c548412e6.JPG上が、摘み取った春菊の葉、下が、調理後です。

20151227204856-79eda90141d7b1c69ade383a5a10751826d40301.JPGかさが小さくなって、もはや春菊らしさはこの見た目からはうかがえませんが、味はしっかり春菊でした。おいしくいただきました。この春菊たちがもっと大きく成長してくれるのがたのしみです。

一方の白菜ですが、実は数週間ほど前から、外側の葉の1枚に白っぽい斑点が出ていました。写真ではわかりづらいかとおもいますが、下がその様子です。

20151227210026-8195d5be233c029027d505f4535b929af1152c52.jpgまた、その葉を裏返してみると、

20151227210129-a6217b796bd60e85a9baf6c7d61cbf1dd1270f35.JPGまたもわかりにくい写真ですが、小さな幼虫がいました、、、。幸い、2枚ほどにしか広がっていなかったので、葉ごとちぎり取りました。最近はほとんどの時間、室内に置いていたので、虫の攻撃に対して不注意になっていました。幼虫を見つけたときはショックでしたが、今回の事件を契機に、これからは葉の裏にも注意していきたいと思います。

白菜に関しては、最近は腐葉土に植え替えたほうの株の元気がありません。

20151227211037-c3766963ca2f5d5f157d05e69e81ef1cc1525f45.JPG上の写真で、左がもとの鉢、右が植え替えたほうの鉢です。右は大きさもなかなか大きくならず、葉は立ってきたものの、まだ巻いてはいません。外側の葉は見るからにぐたっとしていて、元気がありません。植え替え直後は二つはほぼ同じ大きさだったので、土の違いがここまで大きく成長に影響してくるのかと、とても驚きました。これからも、こまめに様子を見ながら、栽培を続けていきたいと思います。

2015.12.27 雪のち晴れ 最高5度 最低1度

栽培日数 白菜81日 春菊77日

コメント

農学部・笹嶋さん

遺伝の渡辺でございます。シュンギク、部分的な収穫をされたのは、よいことかと思います。キク科の多年生なので、葉っぱを収穫している限りは、先端は成長しますので。あと、葉物なので、肥料がたくさん必要です。少し頻繁に上げるようにして下さい。あと、しっかりと日光も。次回は、たくさん収穫して実はどうでしょうか。それでも十分いけると思いますよ。

ハクサイは、ちょっとピンチですね。大きい方は、結球が始まっていて、あとは、追肥と水やりをうまいタイミングでやることで収穫できると思います。腐葉土に植え替えた方が、気になりますね。水のやりすぎということはないと思うのですが。どうしてもだめと思ったときは、中心部だけを頂いてしまうと言うのも。。。1つの戦略かと。残りは、結球している方の栽培に集中して。

ということで、よいお年をお迎えください。来年もしっかりした報告をたくさん、楽しみにておりますので。

わたなべしるす

旧展開ゼミ