東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

ハクサイが結球しない理由(経:森康高)

2016年1月19日 (火)

最終発表前の最後の投稿となります。

相変わらず仙台の冬は寒いですね。

先日は大雪となりました。

このレベルの雪だと関東ならまず学校は休校、公共交通機関はストップとなるのですが・・

さすがは東北の町、バスも学校も通常とほぼ変わらず、びっくりしました。

今回は5号鉢のハクサイの報告です。

結論としては結球しませんでした。いくつか理由を考えてみましょう。

1.肥料が適切でなかった。

本葉が出始めたころから肥料を追加し始めました。

NPKが均等に入ったものでしたが、葉物野菜ということで、もう少しNが多かったほうが良かったかもしれません。

2.気温が低すぎた。

ハクサイは通常8月下中に種まきとあります。ですが今回は10月スタートと少し遅すぎたように感じます。

結果ハクサイが結球し始める前に十分大きくならず、結球の体力不足を起こしたように見えます。

確かに結球には低温は必要ですが、朝夕の低温(5℃前後)で十分であり、日中の10℃前後というのは低すぎたのではないでしょうか。

今後はもう少し暖かいところにおいて生育を促し、なんとか持ち直させたいと思います。

コメント

ラボスタッフマスコです。

雪、大変でしたよね。交通は止まらないけど、雪道の運転は、山形、秋田などに比べたら、仙台の人は各段にうまくないので混乱はします。しかし、今年の冬は、青葉山まで地下鉄が出来て本当に良かったです。センター試験時に雪が降らなかったのも本当に良かったです。

さて、ハクサイが結球しない理由、そんな感じで良いと思います。あとは、鉢ってのもあると思います。根圏が限られますからね。そして、そうなのよ遅いのよスタートが。これはセメスター上仕方ないんだけど。10月はじまり、種子から、鉢で、というのは、ゲームでいうところのベリーハードモードですそんな条件を潜り抜け、いつか結球させてくれる人が出るのかなあ。出たらいいなあ。

しかし、枯れた葉もなく、いい感じに育てましたね。素晴らしいと思います。ハクサイへの愛を感じます。

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