3.間引き&移植・台風(6日目~10日目)(薬:松木優佳)
2019年10月15日 (火)

こんにちは。この講義、サブ目標としてブライドタッチなんてものもあったなあと思ってタイピング測定してみました。(こちらでできます)このぐらいになるとホームポジションを守っているようではこれ以上スピードは上がらないらしいです。そんな(´・ω・`)
さて今回は6日目~10日目についてになります。今回は間引きしたり、パクチーを移植したり、台風が来たりと相変わらず振り回されています。みなさんは台風大丈夫でしたか?
~今回の内容~
①観察記録
②気づいたこと
③前回のコメントについて
④感想
①観察記録
6日目
10月10日(木) 晴れ
○屋外 16:24 22.7℃ 湿度53%
○屋内 17:01 23.3℃ 湿度59%
○暗所 16:38 20.2℃ 湿度69%
黒キャベツ&ふあふあミックス
黒キャベツは1.5cm、ふあふあミックスは2cm程でした。
パクチー
5日目時点で根が出ていたものはのびていますが、なかなか増えません。6/19(32%)で終了なのでしょうか?キッチンペーパー組が2つ発芽していたのでそれも合わせて第一次移植をします。
ややぶれてますが上が室内、下が屋外です。おそらく殻無し組が増えるということと、近い方が安定するとのことなので、4つずつ近くに植えました。
ブロッコリーの芽
こちらは最長5cmぐらいまで伸びました。一番左のやつだけ妙に発育がいいです。右奥の方は相変わらず絡まって上に伸びれていません...
7日目
10月11日(金) 曇りのち雨
○屋外 13:21 22.5℃ 湿度82%
○屋内 記録なし
○暗所 15:18 20.1℃ 湿度70%
台風前日です。日が沈んでから屋外のものは玄関に退避させました。
ふあふあミックス
適当に撒きすぎて超過密状態なので嵐の前に間引きすることにしました。が、これがかなり難しかったです。というのも葉が大きくて元気そうなものは上に伸びているので当然徒長気味、かといって伸びすぎていないものはまだ小さかったり左右の葉の大きさが異なっていたり...それと、もともと土が少なすぎたかもしれないと思っていたので、植え替えしながら土を増やしたりかなりいじりました。根が傷ついていないといいのですが...
横からの写真がとれないのであんまり伝わらないですが、かなり地表部が短くなりました。間引きしたものを見る限り、片方の子葉がひょろひょろでも、側根が出るぐらい地中で成長していたり、反対に子葉は大きくても根が全く発達していなかったり地表と地中の成長に関連があまりありませんでした。またAfterの赤丸をした芽を見てもらうとわかるとおもうのですが、なんと三つ葉です!!4つ葉のクローバーは芽が出るときにダメージを受けてできたものという話を聞いたことがあるので、おそらく同じような原理で生じたものだと思います。って、ダメージ与えた覚えはないのですが...
ブロッコリーの芽
最大は6cmまでのびました。また、後ろの混線していたものも上に伸びてきました。
8日目
10月12日(土) 豪雨
○屋外(玄関) 15:29 20.7℃ 湿度84%
○屋内 記録なし
○暗所 15:18 20.1℃ 湿度70%
場所が伝わるような写真を取るのを忘れた...と思ったらフォルダの中にこんな写真が。あれ?撮った覚えがない...ブレブレですが参考程度に(日曜日の撮影です)
そしてこの日は台風19号が接近した日でもあります。我が家は川から離れた比較的安全な地域でしたので、避難せずに済みましたが、道はすごいことになっていました。玄関までと玄関からも段差があるので大丈夫だろう、と私は2階でゴロゴロしていましたが、浸水してたら植木鉢死んでましたね...あぶないあぶない。
黒キャベツ&ふあふあミックス
この写真だけだと外と見た目変わりませんね。ふあふあミックスは昨日土がかぶるような状態だったのに、一日でちょうど良いぐらいの長さまで伸びました。黒キャベツは移植のときにふっとばしてしまった種(左側上から二番目)は成長がとまってしまったようです...代わりになぜか右からひょろひょろの芽が出てきました。...あれ?計画的に植えたのに。
パクチー
こちらは避難中パクチーです。こうして植木鉢に移してしまうと成長がわかりにくいですね。
9日目
10月13日(日) 晴れ
○屋外 14:45 26.7℃ 湿度41%
○屋内 15:14 24.8℃ 湿度65%
○暗所 15:18 21.1℃ 湿度75%
ふあふあミックス&黒キャベツ
一難去って屋外組です。こころなしか黄色いくなってしまっているような...?まだ徒長しているというほどでもないと思いますが、子葉が出てから本葉がでるまでの間に徒長するとかなりやばいので、めちゃくちゃ心配でつい土を寄せてしまっています。なので高さがやや巻き戻ってしまっているので、計測するのはもう少し測りやすい高さになってから再開します。
それと、黒キャベツの弱っていた芽が全く成長しなくなっていたので、新しく出てきた芽を移動させました。数は一緒になったのでよしとします。
パクチー
見ないうちに殻付き組(上)から発芽している種子が増えていました。わかりにくいですが全体で10/19(53%)の発芽です。種袋では60%なのでまあまあといったところでしょうか。そして、殻なし組(下)の発芽率30/32(94%)!!すごいです。殻は剥くべきということがよくわかりました。それと、どの種子も平たい側のとんがっているところから根が出始めています。おそらく殻のへたのようなところが一番脆いのでしょうか?そこから出られるようになっています。
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こちらが移植後です。赤でかこまれているのが第一次移植組です。かなり増やしましたが、パクチーはひょろいのでこのぐらいの方が安定するかなとおもいます。先に移植したものは根というか緑の茎が出始めています。
余った種は水耕栽培できないかなーとティッシュの上で待機中です。もう少し調べてから取り掛かろうと思います。
ブロッコリーの芽
昨日観察するのを忘れていたブロッコリーです。今まで単独首位を走っていた左側の芽を右側の芽がぬきました。最大8cm。食べるか迷う長さになりました。と、ここで異変が...
えぇ...なんか赤い...
これ、食べて大丈夫なんでしょうか?カビとかじゃなくブロッコリー自身のものなら良いのですが...
10日目
10月14日(月) 曇り
○屋外 16:51 17.2℃ 湿度83%
○屋内 17:20 19.6℃ 湿度65%
○暗所 17:15 18.0℃ 湿度71%
ブロッコリーの芽
右側の子がリードをたもっています。最大10cm。半分は5cm超えてますし、曲がって生えているのも多いので明日から日に当てていこうと思います。コットンは相変わらず赤いです...
パクチー
こちらは屋内のパクチーです。鏡とアルミホイルで光量の足しにならないかと対策しています。気休めです。第一次移植組のうち一つの子葉が見えてきました。種は葉にくっついて浮いている状態です。やはり温かい方が成長が早いのでしょうか。といってもまだエアコンが入っていないのでどこも似たような気温ですが...
②気づいたこと
ふあふあミックスは緑と黄緑と赤混じりの濃い緑が混ざっていると、見分けがつくようになってきました。黒キャベツはふあふあミックスに比べるとより真緑です。アブラナ科が発芽して早々に種から出るのに対して、パクチーは発芽してから1週間以上種から出るのに時間がかかっています。まず根を伸ばすのを優先しているように見えます。
③前回のコメントについて
ハイビスカスにも色々種類があるんですね。ユリ...決して高価でない、加工するわけでもない花の球根が資金源になるとは余程ですね...
肥料、効果が薄まるように工夫したので大丈夫そうですね。安心しました。庭に撒いた(投げ捨てた)黒キャベツは台風前から既に行方不明だったので多分消えてしまったと思われます。残念。
言語、とにかく色々手を付けてみると比較ができて面白そうですね。私は第二外国語を選ぶとき、英語はフランス語からの輸入が多いということで、フランス語を選んだので...フランス語が進んできたらラテン語をやってみたいなあと思っています。ちゃんとやろうとすると、やはり関連していた方が単語が覚えやすくて楽です。(その筋で行くならば韓国語が一番楽なのですが...)
④感想
本葉前の大事な時期に日照量が(涙) 成長が早いものは子葉の間にとんがりが見えてきたのであと2,3日すれば本葉が出るでしょうか?今回は水に関しては我慢できたのですが、つい土をつついてしまうので次回は土いじりを我慢できるように頑張ります。今回は2時間ちょっとで書ききれました!とはいえ更新間隔が短いので週あたりに費やしてる時間はまあまあ長いのですが...(字数:3348字)
コメント
松木さんこんにちは
なるほどなるほど、タイピング測定なんてあるんですね。精進しましょう。タイプが早くなると、頭で考えているのと同じ速度で打てるようになり本当に自由に表現できるようになれるそうです(教授談)。ちなみに私はブラインドタッチは全くできず、情けないですが指二本しか使っていません(今までそれが必要な職場ではなかった)。今から覚えるのは無理、と年のせいにして逃げています。不便といえば、私は趣味でハーメルンという小説サイトにせこせこ投稿している最中なのですが、やっぱり打つのが追い付かなくて苦労しています。
タイピングにはゲーム感覚で学習するソフトがいくつもありますので、是非楽しみながら速くしていきましょう。
さて、前回と比べて、植物も育っているのが最初の写真でおおまかに分かります。パクチーだけは遅めですが、それまた植物の個性です。4つずつ播いて、順当に出てくればいいですね。
間引きについて、なるほどふあふあミックスは過密ですね。間引きも非常に上手にされました。間引き後の密度は適切だと思います。ただし、どれを選んで残したか、難しいですね。というのも伸びているのがいいのか、短いのがいいのか、成長の勢いをイメージしながら選ばないといけません。原則は大きいものを残します。更にこの場合難しいのは「ミックス」であり文字通りいくつかの種類が混ぜられた種子です。よく見ると子葉の形、色、大きさにばらつきがあるのは種類の違いが入っているためと分かるかもしれません。実は当研究室で同じようにミックスを同時期に播種していて、案外とバラエティーのあるものを混ぜているんだな、と分かっています。三つ葉については分かりません。
次にパクチーの種子、殻付きと殻から出したものとの比較は見事です。結果も大差があり、数字で一目瞭然ですね。
土寄せ等については、もう少し先かと思っていましたが一応の目安を伝えておきます。株が倒れたり、揺らいで成長に支障が出そうなら土寄せしましょう。原則は株元の土を下に押さえ込み(土は柔らかいので下に沈む)、鉢に土を継ぎ足します。しかしながら、慣れないと、うかつに植物に触ってしまい折ったりしがちです。本葉が出るまで待ってから行った方が安全かもしれません。
パクチーの水耕栽培も面白そうです。挑戦されるなら、水耕用肥料などは当研究室にあります。鉢のパクチーはそういえば覆土はしたでしょうか。
ブロッコリースプラウトは、本当なら最大で7cm程度になったら光に当て、2日程度たって緑化したら収穫です。赤いのは気にしないで結構です。スーパーで市販されているブロッコリースプラウトを参考にしましょう。
さて、次々見ていきますと、室内栽培の補光作戦、反射板ですか。面白い工夫だと思います。枯れることなく、屋外との違いがしっかり見られたらいいですね。
最後のコメント返しです。ユリは本来欧米にあったのは鉄砲ユリ系で、聖母マリアのユリもそういう形でした。前回書いた通り欧米は近代になってヤマユリを輸入し、それを元にして改良を続け、今ではオリエンタルリリーという品種群として日本に逆輸入されています。有名な「カサブランカ」(カーサ・ブランカ、つまり白い家という地名ですね)という白いユリはその系統で、先祖の地に帰って何を思ったでしょうか。
言語について、フランス語...... 私は高校(仙台二)の時、必修クラブ(週に一回のやつ)でフランス語をとってしまい、異常に苦労しました。リエゾンも、発音(特に日本語にない音が多い)も本当に難しく思いました。日本人にはラテン言語ならイタリア語が一番早い、というのもむべなるかなです。どうでもいいことですが私の兄が今いる会社は社内公用語が英語とロシア語です(ロシア製品を販売するため)。苦労をしているようですが、ロシア語なんておしゃれだな、と思います。
ではまた、次回は具体的な日照時間と水やりを教えて下さい。逆に植物の観察は見えた全てではなく、要点だけで結構です。
ラボスタッフ・オガタ