ひまじのカブ栽培日誌 第2回~一回目間引き~(工:田中大翔)
2023年10月19日 (木)

こんにちは、ひまじです。前回のコメントからやはりペンネームに意味はないとのことで......。しかし!私はこのペンネームを考えるのにこの記事を書く数倍の時間を費やしているのです!ここまで行ってしまったら引けない!ということで今後も使い続けます。小説執筆も一番難しいのはキャラの設定なんですよね......。
さて、今期のアニメが始まって2週間ほど、私は「ティアムーン帝国物語」のOP曲の中毒性にやられてしまいました......。そろそろカラオケで歌えそう......。他には「陰の実力者になりたくて!」の中二性にドはまりし、「葬送のフリーレン」にジーンときています。ここで前回のコメントの返答ですが、ガンダムは初代とゼータしか見ておらず、銀英伝は全く分からないです......。ちなみに僕も二次小説はハーメルン住民です。まあ僕は新作漁りもするのでカクヨムやなろう、ノベルピアにもぐっていることの方が多いですが......。
最初の写真はこの間サークルで月山に登りに行った時のものです。紅葉がきれいでとても楽しい登山になりました。そろそろ書きすぎな気がするのでこの辺で本題に移りましょう。
今後の展望
さて本題に入ります、前回は植木鉢に移し替えたところまでだったので、その先です。っとその前に、今後の私の計画を先に話しておきます。
まず、現在、10粒を中心付近にある程度まとまって蒔きましたが、これって少し多いんですよね。なので本葉が生える前に間引き、5つ程度に絞ります。その後、本葉が1~2枚生えるまでに3つ、3~4枚ごろには1つと減らしていく予定です。肥料はいつがいいんでしょうか?
栽培記録
これが4日目です。1つ芽が出てきました。サイズは4mmと小さく、かわいいです。土はカブが少しでも大きくなるようにギリギリまで入れています。
6日目となりました。芽の数は5つに。あと土は表面が乾いてきたらたっぷりとあげるようにしています。水をあげた時、小さなじょうろであげていたのに一つ芽が倒れたので根はまだ張ってないと考えられます。これより後に生えてきたのは間引きかなあ。
ちょっと飛んで9日目となりました。ここで、じょうろに負けて倒れていた芽は枯れていました。おそらく根がしっかりと張れてなかったのでしょう。芽の数は8株に。10粒蒔いたはずなので一粒は発芽しなかった模様。そろそろ間引かないと根が絡まりそうなので明日4株間引くことにしました。
第一回間引き
10日目になりました。ここで注文しておいた鉢植えが到着。今回なんとなく室内と屋外でどのくらい差が出るか気になったので、間引きで抜いた4株を室内用鉢に植え替えることにしました。この写真は間引き前のものです。分かりづらいですが一番最初に芽が出た株は本葉が出てきています。(ここでようやく鉢皿も来ました)
しかし、間引いた株はできるだけ根を切らないように気を付けましたが、それでも根付かない可能性があるので心配です。もしうまくいかなかったら種を室内用鉢に植えます。こんな感じで植え替えをしました。
このとき、間引いた株を一つ水で流し、根の様子など観察しました。カブは双子葉類なので根は主根と側根があります。主根の長さは15㎜、葉や茎が25㎜程度なのでまだ頭でっかちな印象を受けます。
さて、今回は土へ植え替えてから第一回間引きまで書きました。これから徐々に書くことがなくなってきて大変になりそうです。頑張ります。
コメント
ひまじさんこんにちは
趣味の話は後に回して(長くなるので)、先ずは栽培の話をします。
植木鉢に移し替え、どんどん成長してきましたね! ここからが植物栽培の醍醐味です。カブの食レポまで、あと14万8千光年くらい長いのですががんばりましょう。ちなみに、私も先日自分の家の庭にタマネギの定植をしました。毎年のことなのでほぼルーチンワークになっていて、目新しいことはないのですがそれでも楽しみです。本当は庭というより家の中で鉢花なんかを育てたいのですが、家にネコがいる関係で一つも置いておけないんですね(そんなことをしたらネコが一瞬で鉢を倒す)。
はてさて、カブの画像を見てみます。
まず目につくのは鉢土の多さです。もちろん根が伸びるスペースを確保する上では、多い方がいいのですが、多過ぎると困ったことになります。
一つは、水やりの際に一気に水を与えられないことです。普通には鉢土は鉢の縁から1cm下がったところに設定し、その分の空間をウォータースペースと呼ぶのですが、それを利用して水やりをします。もう一つは、カブがこの先もしも日光不足で徒長した際、土を足してぐらつきを抑える処置が必要になってくるんですが、その分の余裕がなくなっているのです(徒長はゼミ受講生の多くが悩まされる現象)。
できれば今のうちに鉢土をわずか除去(植物に近いところはもう触らず、鉢縁の近辺で1cmでも)しといた方がいいですね。
そして鉢土の湿り具合、乾き具合が面白いですね。実は、こういった写真の見せ方がこちらにとって安心材料になります。なぜなら、常に鉢土が湿っている画像ばかりだと過湿を心配しますし、逆に乾いている画像ばかりだと乾燥を心配します。こちらは実は書かれている文章を完全に信用しているわけではないのです。というのは植物栽培に慣れていない人が、乾燥したとか水を充分やったとかいうのは、えてしてとんでもなく偏っている場合があります。主観の相違というものですね。例えでいえば、釣りを全くしたことのない初心者へ釣りを教えようとする場合、竿をどう動かせばいいか、その塩梅を伝えるのは相当に難易度が高いでしょう。知っている人にとって常識でも、いざ伝えようとすると難しいのは何の分野でも同じです。
ひまじさんのこの見せ方であれば、数日に一度の水やりなんだな、と一目見て分かるのでいいですね。
ただ、乾くのが若干早いような気がします。植物が大きくないので、それの吸水はほとんど無いですから。少し風が強いのかもしれませんね。まあ、この先気温が下がれば乾くのも遅くなります。感覚的なイメージで申し訳ないのですが、10℃下がれば乾くスピードが1/5くらいになるイメージです。洗濯物が乾くのを考えてみてください。
そして重要なところは一回の水やりの量です。後の方の画像を見ると、充分鉢下から水が出ているようなので合格です!! ここで「なぜ一回量が多くないとダメなのか」説明しますと、もちろん鉢土の全体に水が行き渡らなくてはいけないからなんですが、それ以外にも理由があります。
鉢土の肥料分は、もちろん植物が吸い上げます。するとどうなるか...... 例えば硝酸カルシウムから硝酸を吸い上げたら......後にはカルシウムが残ってしまいます! 実は肥料の中で植物が吸い上げない成分(副成分)は多いもので、それはどんどん鉢土に残ってしまいます。この先肥料を与えるごとにそうなれば、必然的に副成分によって鉢土のpHが狂い、また浸透圧上昇によって根にダメージを与えます。そうならないよう、きちんと鉢土を「洗い流す」ことが必要なんですね。
ちなみに、まだまだ肥料追加は先の話です。実はお渡しした用土には一ヵ月分の肥料があらかじめ入っています(元肥という)ので。
さて、次に目に付くのは、種子を置いた場所なんですが......これほど中央に密集しているとは、これまでの受講生にはいませんでした。だいたい、コカブならばこの鉢の大きさでは3~4個体育て上げるものなのですが...... ちょっとイメージが違いましたでしょうか。もちろん一個体しか育てない、それが漢の道だというのなら、それはそれで凄いのですが。いや、それにしても栽培途中で間引き株を食用にする楽しみが無くなってしまいますね。これほど密集していると、普通より早い段階で間引きを終えなくてはなりません。
間引きの意義は幾つかありますが、最大のものは「日照競合」です。葉が重なりあっているのなら間引く時期です。実は本葉の枚数だとか、大きさには関係ありません。こういったところは、決してパターナリズムに嵌ることなく、柔軟にその都度対処して下さい。意義さえ理解していれば対処できるはずです。例えば、置き場に充分な日照があり、徒長しなさそうなら、やや混んでいてもいいでしょう。逆に日照が足りないなら、もう最大限日光を取り込むことを考え、思いっきり早めに間引くべきです。
そういえば置き場の日照はどうでしょうか。画像では直射日光が充分あるように見えます。ここは一つ、「一日何時間日が当たるか」という指標を提示して下さい。こちらにとって重要な情報です。日照過多ということはカブの場合は生じず、反対に日照不足であれば問題となります。一日最低二時間は直射日光が欲しいですね。あるいは、よっぽど一日中明るい日蔭です。過去の受講生には日照不足を何とかするためにアルミホイルを使っての集光なんかを行った人もいました。
さて、移植して新たに鉢を増やしたのは凄いです。前向きな姿勢を感じます。
ただ、室内栽培は試す意味では面白いのですが......たぶん徒長して倒れて終わるのではないかと思います。これは私も毎年書くのですが、室内の明るさは室外とは一桁なんてものではなく、それ以上光量が少ないのです。人間の目の調整作用は優れたもので、室内照明でも明るく見えるのですが、実際のエネルギー量はまるで違います。そして植物は光をエネルギーとして食べる生き物なので。そして実験的という意味でも、室外と室内とでは光の量の他に、温度や風や、色々な条件が違いますから、複数条件の違う実験系はあまり科学的ともいえません。
移植について、双子葉植物の根の観察はいいですね。その通り、主根側根があります。
そして残念なことに、移植時に主根が切れていれば、リカバーはかなり難しくなります。植物の種類によって根のリカバーの強さはまるで違います。例えばパンジーのような植物は、むしろ移植を繰り返し、根を適度に切った方が新しい根の伸びを促すことになり、成長を良くします。ところがヒアシンスのようなものは一度根を切ったが最後、ほぼリカバーすることなく、葉の伸びも極端に悪くなります。
カブは移植に非常に弱いタイプです。これはハクサイなんかも同じですね。そのため、種子が細かくて播きにくく、また水で流されやすいにも関わらず、畑に直接種子を種を播く、いわゆる直播栽培にします(あるいは絶対に根を切らないセルトレー移植法にします)。
まあ、矛盾するようなことを言いますが、気楽に試してみましょう。報告もまだまだあると思いますよ。本当に植物が動きを止める冬は先のことです。それに、まだスプラウト栽培も残っていますし。
さあさあここから趣味の話です!!
キャラ作りの難しさは私も常に感じています。小説というものは、流麗な文章や面白い表現、そんなのも必要なんでしょうが、おまけのことです。「キャラの魅力」か、あるいは「ストーリーの上手さ」か、どちらかがあれば成り立つものだと思います。本当に面白ければ読みにくい文でも読みますし。
ティアムーン、原作の小説面白いですよね! キャラも立っていて、そして基本勘違いストーリーも面白い! しかも安心して読めるハッピーさがいい!
ちなみにティアムーンの書かれ方、地の文が「語り手視点」の文になっています(例えば、「ミーアは流れに乗り、ついでに馬にも乗り...... 馬にも乗り!?」みたいに)。これは小説として非常に珍しい書き方です。ただしなんとなーく既視感があったのですが、思い出しました!! 確か江戸川乱歩の怪人二十面相がそんな書き方だったような(例えば、「ああ、何ということでせうか! こんな密室に突然かい人が現れるとは、逃げる場所などどこあるというのでせうか!」)。
ガンダムについて、なぜ、どうしてファーストとゼータなのか!! 世代的にはオルフェンズとか、せいぜいシードくらいではないかと思っていたのですが...... でも逆にファーストを知っていてもらえて嬉しいですね! 40年も前なのに!
私はもちろんファーストがジャストの世代なので、それが一番印象深いのですが、最近ではシードにも嵌っています。総集編の映画が今上映されているんですが、これは見ずにはいられませんね。
さて、ガンダムの二次小説、これをお勧めします!! コンスコンだけど二周目はなんとかしたい - ハーメルン (syosetu.org) 著者は何を隠そう自分! 軽いタッチで書き始めたものなのですが、やはりガンダム人口は多く、読者が増えたので(逆に言うとオリジナルに評価がつかないともいう)、調子に乗ってストーリーを増やしてしまいました。キャラ数が多い(ガンダムには派生作品が多く、また何といっても救済したいキャラが多過ぎ)ので分かり難いかもしれませんが、是非。それか、ギャグ作品でコンスコンと愉快な会社員たち - ハーメルン (syosetu.org) なんかも......
ラボスタッフ・オガタ