東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

「イヤフォン」

2019.07.12

秋田県立能代高等学校

中村 響

「イヤフォン」

勉強中、趣味のギター、移動中の音楽鑑賞…等、私が毎日使うイヤフォンがどうやって音を伝えているのか疑問を持ちました。仕組みを調べてみると、イヤフォンは中に入っているコイルと、振動する金属板が付いたネオジム磁石によってローレンツ力を発生させ、空気に振動を伝えて音として耳に伝わると言うものでした。つまり、フレミングの左手の法則の応用ですね!
この仕組みを知って私はイヤフォン内のコイルの大きさについて疑問を持ちました。私はこれと似たような仕組みのスピーカー(直径2cm程度)を学校祭の出し物として作ったことがあります。しかし、太い同線を使ってもオーディオ機器の電圧では音が聞こえず、コイルの巻き数を増やしたり、コイルの大きさや磁石の磁力をした大きくしても音はなりませんでした。イヤフォンは小さいのにどうしてあんなに音が大きく聞こえるのでしょう。実際に壊れたイヤフォンを分解しましたが分かりませんでした。
興味がある方は是非これについて一緒に話してみませんか?