東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

たんぽぽ

2019.07.14仙台市

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

たんぽぽ

皆さんこんにちは。タンポポが大好きな穂積尚子です。最近蒸し暑かったり、かと思えば涼しいを通り越して寒かったりと、The・梅雨という日が続いています。

…にも関わらず、路肩で健気に咲くタンポポ。涙が出そうです。昨日も花だけでなく、綿毛まで見つけました。思えば、冬を除いて年がら年中花が咲いているような印象です。
 
調べてみると、在来種のタンポポの花が咲く時期は3月~5月なのだそうです…つまり、この時期に咲いているのは、在来種ではないということになりますね。そう、西洋タンポポは春から秋、今真っ盛りってことですね。

そして、私が信州に行った時のこと、公園に群生しているタンポポを摘みまくったことを…とても反省しています。信州には「信濃タンポポ」たるものが、西洋タンポポに負けることなく群生しているのだそうです。ああ…ごめんなさいあのときのタンポポたち。君たちを侵入者だと思ってしまいました。

ところで、外来種って、その存在自体が悪なのでしょうか。なんとなく、日本タンポポのために、と西洋タンポポを摘んでいる自分ですが、タンポポを愛する身としては、西洋タンポポだって愛でたいんです。