東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

人参

2019.07.14仙台市

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

人参

皆さんこんにちは。小学生のころ、ニンジンを「人人」と書いていた穂積尚子です。ところで皆さんは、ニンジンって、どこを食べていますか。葉の形を、知っていますか?ニンジンはセリ科で、我々は根っこを食べているんです。東洋人参と西洋ニンジンがあり、私たちが普段食べているのは、西洋ニンジンで、東洋人参よりも育てやすいのだそうです。
 
そして、調べて驚いたのは、ニンジンの皮だと思っていつもピーラーで剝いているアレは、本当の皮ではなかったということです。本当は、とても薄いものが皮で、出荷前に処理されているのだとか。ピーラーで剝いている部分は、実はとっても栄養豊富なところなんだそうです。

ところで、この写真。人参から茎が伸びてきたようです。植えておけば花が咲いて、次世代のニンジンができるのかしら?花は、アジサイのように一株にたくさんの花が咲くそうです。確かに、ニンジンは根っこなので、そこから何本も茎が生えれば、花がたくさん咲くというのも納得です。

冷蔵庫の中で茎をのばす元気があったくらい、このニンジンには栄養が詰まっていたのだろうと思います。植物ってすごいな…と思う自分でした。