東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

キャッツ

2019.07.14仙台市

宮城県仙台二華高等学校

穂積尚子

キャッツ

皆さんこんにちは。断然猫派の穂積尚子です。最近、某NHKの有名番組で、猫が鳴くのは人間に甘えるためだということを知りました。(ちょっとショックでした。)

私が通う仙台二華高校は「坊さんが連なる」と書くほどにお寺の多い連坊小路のそばにあり、自然が残っています。たくさんの動物もおり、写真の猫もその中の一つです。どちらの猫も、人が近くを通るとちょこんと座り、にゃあにゃあと鳴きます。撫でるならカニカマよこせ、とでも言いたいのでしょうか。でもそんな彼らと会えるのも夏の間だけ。冬はどこかへ姿を消し、春になると何食わぬ顔でにゃにゃ、久しぶりだにゃなんて顔です。私は心配していたというのに!

哺乳類には、冬眠するものとしないものがあり、猫はしません。(だから尚更心配なのですが)多くの方がご存じかとは思いますが、熊は冬眠します。冬の間、冬眠しないということは寒さに耐え、ある程度平常性を保った行動(呼吸や心拍なども含めて)を行わねばならないということです。そして、それだけのエネルギーが必要になります。猫は小さいので、毛皮があるとはいえ体表から逃げていく熱は多いはず。どう暮らしているのか…気になります。