東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

焼き芋と石

2019.07.23スーパー

群馬県立高崎女子高等学校

石田圭奈

焼き芋と石

今日スーパーへ行くと、石焼き芋が売られていました。芋を焼くのに石が使われている理由が気になり、調べてみると、高温になった石から盛んに放出される「遠赤外線」がおいしい焼き芋を作るのに役立つからだとわかりました。赤外線は物質に吸収され分子の運動を活発にし、熱エネルギーに変換(=物質の温度を上げる)されます。
遠赤外線は赤外線の種類の一つで、効率よく吸収されて芋の芯までじわじわと伝わっていくため、石を使うと芯からホクホクした焼き芋が出来上がるそうです。
リモコンやセンサーに使われている赤外線が焼き芋にも活用されているのは意外でした。