東北大学・探求型「科学者の卵養成講座」(グローバルサイエンスキャンパス協定事業)

科学者の卵養成講座

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令和元年度 まちかどサイエンス

科学者の卵たちが見つけたちょこっとサイエンスをご紹介します。

反射板てどんな構造?

2019.07.26家の帰り道

山形県立米沢興譲館高等学校

阿部夏奈

反射板てどんな構造?

こんばんは!米沢興譲館高校の阿部夏奈です。
だんだん本格的に夏が始まったように感じる暑さになってきました。
そんな夏の夜、皆さんの周りで、夜きらきら光っているものには何が
あるでしょう?星?花火?惜しい!反射板です!笑
今日、すっかり暗くなった道の中を帰るとき、たくさんの反射板に助けられながら帰ってきたので、反射板について知りたいと思いました。
私の学校からの帰り道は街灯が並ぶような道じゃないのでとても暗く、
標識などの反射板を頼りに帰っています。

前置きが長くなりましたが、
自転車の後ろについている赤い反射板を例に、構造について話したいと思います。
反射板をよくみると、たくさんの板があるのがわかります。
これは、反射板の中でコーナーキューブという3枚の板が直角に組み合わさってできているもので、これによって、どこの面に光が当たっても、3回の反射で自分の方向に光が返ってくることができます。また、キューブの形が1番広い範囲に光を返すことが出来るため、多くの反射板はキューブの形で作られています。
自分の中で、反射板は複雑な形をしているのではないかという思い込みがあったので、意外に単純な構造で驚きました。
星空も花火もいいですが、自分の周りの反射板の光に注目してみても楽しいのかもしれませんね!笑