
2019.07.27自宅のキッチン
仙台市立仙台青陵中等教育学校星野鈴佳
漬物のナス
こんにちは。仙台もいよいよ本格的に暑くなってきました。こんな暑い日には、我が家ではナスの漬物を食べるのが定番です。そういえば、ナスの漬物に使っていた水って、必ずこんな深い紫色をしていますよね。ご存知の方も多いと思いますが、ナスの色は皮に含まれるアントシアニン色素によるもので、水によく溶ける性質を持っています。それが溶け出すから漬物に浸かっていた水もナスと同じ色をしているんですね。この水、捨ててしまう方が多いと思いますが(飲むのには少し抵抗がありますね)、アントシアニンには活性酸素を消去する作用、すなわち「抗酸化作用」があるので、捨ててしまうのはもったいないことなんです。活性酸素は様々な生活習慣病を引き起こす原因になることが 分かっているので、ナスのようなアントシアニンを含む食品を摂取することは多くの病気の予防につながります。また、ナスのアントシアニンを効果的に摂取するためには、漬物より揚げ物や炒め物にするのがオススメだそうです。明日はナスを丸焼きにして食べてみようかなと思いました。みなさんもぜひ参考にしてみてください。